狂言「名取川」と能「船弁慶」をベースにした円盤に乗る派新作「仮想的な失調」

円盤に乗る派「仮想的な失調」が6月3日から5日まで、東京・吉祥寺シアターにて上演される。

本公演では狂言「名取川」と能「船弁慶」をベースにした、円盤に乗る派の新作公演。演出を、円盤に乗る派のカゲヤマ気象台とグループ・野原主宰で鳥公演のアソシエイトアーティストでもある蜂巣ももが共同で手がける。上演に向けて円盤に乗る派は、「多彩な俳優陣と二人の演出家の視点から古典作品を透かして見たとき、私たちが現代に抱える根拠のない不安や不気味さが浮き彫りになり、原因不明の“失調”を引き起こす現代社会のシステムを見つめ直すことができるかもしれません。 仮想時代に浮かび上がる物語に、ぜひお立ち会いください」とコメントした。