平原慎太郎が新作オペラに挑戦「大変な旅になりそうです」

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平原慎太郎が新作オペラの演出・振付を手がける。

平原慎太郎(Photo by Hajime Kato)

平原慎太郎(Photo by Hajime Kato)

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神奈川・神奈川県民ホールが主催する本公演は、10月8日・9日に神奈川県民ホール 大ホールにて実施予定。作品タイトルなど詳細は今後発表される。上演に向けて平原は「まだ題目は明かせないのですが、この作品の初演時は既存のオペラの形式の概念を覆すような試みを行った作品でした。この度はその作品の完全新作を創作することになり、時の熱量をそのまま引き継ぎ更に完成度の高いものへと昇華させなければいけない大変な旅になりそうです」とコメント。さらに「この時代に、この日本でオペラにできることは何か、そこでのみ表現できる事とは何かを考え具象化していきたいと考えてます」と意気込みを述べている。

なお本作に出演するダンサーや子役を募集。応募受付は1月10日まで。詳細は劇場の公式サイトで確認を。

平原慎太郎コメント

この度神奈川県民ホールにてオペラを制作することになりました。

まだ題目は明かせないのですが、この作品の初演時は既存のオペラの形式の概念を覆すような試みを行った作品でした。この度はその作品の完全新作を創作することになり、 当時の熱量をそのまま引き継ぎ更に完成度の高いものへと昇華させなければいけない大変な旅になりそうです。

普段の生活にもしかしたらオペラが馴染みのない方もいるかもしれませんが、16 世紀末のイタリアで生まれたこのジャンルは音楽、美術、舞踊、演技が一体となって舞台空間に作品を表すものです。いわばあらゆる芸術ジャンルが一つとなり世界を作り上げなくてはいけません。

この時代に、この日本でオペラにできることは何か、そこでのみ表現できる事とは何かを考え具象化していきたいと考えてます。

今回このような機会と意義に呼応し力を貸してくれるダンサーを募集します。

熱量の高い現場になると思います。皆さんの意欲と感性が織りなす踊りが必要です。一緒に舞台を作り上げ、舞台の幕開けを共に体感しましょう。そして是非この作品を経て更なる道を拓いてください。何卒よろしくお願いいたします。

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平原慎太郎(演出・振付)による新制作オペラ

2022年10月8日(土)・9日(日)
神奈川県 神奈川県民ホール 大ホール

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