高山植物園「あなたがわたしを忘れた頃に」“切なさ”と“幸せ”混在する3本立て公演

高山植物園 第10回公演「あなたがわたしを忘れた頃に」が、11月26・27日に長野・まつもと市民芸術館 シアターパークで上演される。

高山さなえが作・演出を手がける「あなたがわたしを忘れた頃に」は、第27回劇作家協会新人戯曲賞の最終候補に選ばれた作品。本作は3本の一人芝居で構成されており、「僕が妊娠した水曜日」にはTCアルプの草光純太、「月曜日に看護師は恋をする」にはままごと / 青年団の端田新菜、「私は金曜日に壊れる」には加賀凪が出演する。

公演に向け、高山は「3本ともテイストがそれぞれ違います。しかし、それぞれの作品に共通しているのは、『切なさ』と『幸せ』の混在です。どんなに明るく取り繕っていても、その時、死んでしまいたいほど苦しくても、人は目の前に大事な人がいると、その人に微笑みかける事も出来るのだと思います。長野県松本市のみでの公演になります。この作品を通して、登場人物たちの『優しさ』と、私たち全員の『熱量』が伝われば、幸いです。劇場にてお待ちしております」とコメントした。

高山さなえコメント

「あなたがわたしを忘れた頃に」は、「僕が妊娠した水曜日」「月曜日に看護師は恋をする」「私は金曜日に壊れる」、この3本の一人芝居、連続上演となります。

「僕が妊娠した水曜日」は妊娠した夫の喜びと戸惑いを、「私は金曜日に壊れる」は妊娠出来なかった妻の苦悩を、そして、この両方が出てくる「月曜日に看護師は恋をする」は、看護師の半生を描いています。

3本ともテイストがそれぞれ違います。

しかし、それぞれの作品に共通しているのは、「切なさ」と「幸せ」の混在です。

どんなに明るく取り繕っていても、その時、死んでしまいたいほど苦しくても、人は目の前に大事な人がいると、その人に微笑みかける事も出来るのだと思います。

長野県松本市のみでの公演になります。

この作品を通して、登場人物たちの「優しさ」と、私たち全員の「熱量」が伝われば、幸いです。

劇場にてお待ちしております。