NICE STALKER「スペキュレイティブ・フィクション！」復活上演、主演に善雄善雄

NICE STALKER「本当のSF『スペキュレイティブ・フィクション！』」が、12月1日から5日まで東京のザ・スズナリで上演される。

これは、昨年4月に上演予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止になった作品の“復活上演”。SFをテーマにした本作では、NICE STALKERの過去作「量子的な彼女」と同じ舞台設定で物語が展開する。主演をゴジゲンの善雄善雄、ヒロイン役を太田ナツキが担当。出演者にはこのほか、イグロヒデアキ、佛淵和哉、大森翔吾、東京ドム子、日野あかり、藤本紗也香、藤本海咲らが名を連ねた。

作・演出を手がけるイトウシンタロウは「人々にとって『演劇や芸術が“不要”で“不急”なものなのか？』と問われる事の多い昨今でしたが、今公演『スペキュレイティブ・フィクション！』は、間違いなく全力で、『不要不急』の作品となっております。『不要』で『不急』だからこそ価値や意味のある“怪しいモノ”たちが、この世界には、まだまだ、たくさんいるんだよ……というお話です。ぜひとも、万障お繰り合わせの上、リアルの劇場へ足をお運びください」とコメントした。

チケットの一般販売は11月7日10:00にスタート。なお本公演では、SF作家が無料で観劇できる“SF割”が実施される。

イトウシンタロウ コメント

昨年のコロナ禍による公演中止・延期を挟み、劇団としては、期せずして2年ぶりの公演となってしまいました。中止前と全く同じキャスト、同じ劇場で「復活上演」ができ嬉しく思います。

人々にとって「演劇や芸術が『不要』で『不急』なものなのか？」と問われる事の多い昨今でしたが、今公演「スペキュレイティブ・フィクション！」は、間違いなく全力で、「不要不急」の作品となっております。

「不要」で「不急」だからこそ価値や意味のある“怪しいモノ”たちが、この世界には、まだまだ、たくさんいるんだよ……というお話です。ぜひとも、万障お繰り合わせの上、リアルの劇場へ足をお運びください。