「MIRRORLIAR FILMS Season2」に、
「MIRRORLIAR FILMS」は、“変化”をテーマに、さまざまなアーティストが監督した短編映画作品を、オムニバス形式で公開するプロジェクト。Season1には、安藤政信、枝優花、武正晴、花田陵、三吉彩花、山下敦弘、西遼太郎、針生悠伺、藤原知之が参加した。Season2の参加監督には、山田のほか、
作品の公開に向け、山田は「『変化』についての物語を描く。ならば自分自身、監督としても人間としても、『成長』になる機にしたいと思って撮影に挑みました。毎度のことながら、参加してくれた俳優部やスタッフ各所には頭が上がりません。改めてお礼申し上げますとともに、とても有意義な撮影でした。15分という制約に、ああもっと尺があればなぁ……と思いながら編集し、いよいよラインナップ発表です。いろいろと気苦労の多かった年でしたが、無事に皆さんとお会いできることを楽しみにしております」と意気込みを述べた。
Hasegawa、阿部、駒谷、志尊、柴咲、柴田、三島のコメントは以下の通り。
Azumi Hasegawa コメント
撮影時はパンデミックの最中だったので、CCO(コービッド・コンプライアン ス・オフィサー)に現場に入ってもらい、撮影に臨みました。今ではニューヨークでは、どこでもPCR検査ができますが、当時はテストが手軽にできず、長時間外で並ばなければできなかったので、寒い冬の時期にクルー全員にテストを受けてもらうのが、申し訳無かったです。またメインキャラクターのミセス・ワンの家にぴったりな場所を探したのですが、パンデミックで家を貸してくれるロケーションが見つからなかったので、自宅に壁紙を貼り、彼女に合った家具と小物を集めて、ミセス・ワンの家に作り上げました。プレップに時間がかかりましたが、苦労した分、思い通りのセットが作れて満足しています。
阿部進之介 コメント
楽しかった! もちろん撮影は大変だったけど楽しかった! 1文字目から書き起こした物語は、沢山の仲間の力を借り、自分の想像を超えて動きだす。 この快感は忘れられないよね。やっぱり映画が好きです。
駒谷揚 コメント
去年の自粛期間中、キャストは家族、ロケ地は自宅、という半径1メートル以内の素材で撮った映画がまさかの全国上映へ!しかも並み居るクリエイターの方々の作品と並んで?! 家族一同「ワクワク」と「大丈夫か?」がないまぜの気持ちですが、「誰でも映画が撮れる時代」というミラーライアーフィルムズのテーマにはドンピシャな気がしております。それくらい荒削りと勢いと家族愛?が詰まった映画です。ウチの家族のギャグと熱演がどうかお客さんに届きますように!と祈りながら、大きなスクリーンでの上映を楽しみたいと思います!
志尊淳 コメント
今回、初めて監督をやらせて頂き、普段俳優として作品に入るまでに沢山のスタッフさんが大変なことをしてくださっていることを肌で感じました。中々作品も思い通りに作れない日々が続いておりますが、こうして作品を皆様に届けられることを幸せに思います。作品の内容について、公開前に言及しないつもりです。見て、皆様の想いで感じ取ってもらいたいです。みんなで真剣に向き合いました。よろしくお願いします。
柴咲コウ コメント
物語を作ること。ディレクションすること。これまで、音楽の作詞やツアーの舞台づくり、音楽雑誌でのエッセイ、その他にも色々と企画製作などやってきていたが、「どうして映像監督は今までやってこなかったのだろう?」と疑問になるくらい、それぐらい、今回の企画に参加する前と後では私の人生においての意味合いが大きく変わったように思う。私は映画マニアでもない、研究肌でもない。どちらかというと好きなものが偏っている。それでも、勝手に自分に制限をかけていたことに、今回この企画に参加してみて初めてハッとした。20年以上、数々の監督の手腕を役者として間近で見たきたこの経験を、生かさない手はないではないか。物語は15分以内。ショートムービーで準備期間も撮影期間も全て短い、予算もない。今回、様々限られた中で始まったプロジェクトであったが、まるで見えない力に導かれるように、ご縁が集まり、撮影本番当日を滞りなく迎えられた。本番には様々な奇跡が重なり、実に濃密な二日間を過ごし、そして現在編集作業へ。とても「偶然」という一言では片づけられない。出逢いの必然であった。
柴田有麿 コメント
自分の作品を作る喜び、そして皆様に観て頂く喜び、スクリーンでもう間も無く、ご覧頂けると思うとドキドキが止まりません。尊敬する先輩、グッと下支えしてくれる同級生、そして頼りになる後輩と、色んな方々のお力添えでこの作品は成り立ちました。感謝しても感謝しきれません。そして、観て頂いた方の、1日の些細かもしれない、幸せな時間の一部になればという願いを込めて、制作した作品です。改めまして、皆様に映画館でお会いできる日を楽しみにしておりま す。
三島有紀子 コメント
生まれ育った街、大阪堂島で、私小説のような作品を作りました。始まりは、施設にいる母の「インペリアルのハンバーグが食べたい」という一言です。その洋食店は、実家の近所にありコックは幼なじみ、家族ぐるみのつきあいです。生まれ故郷に向かうと、通りはすっかり変ってしまっていて、店には“閉店のご挨拶”と張り紙があり、中はがらんどうとなっていました……。「ここで映画を撮りたい」。そう思って脚本を書き、幼なじみ、気心の知れたスタッフ、最高のキャストの方々、みんなで撮り上げる事が出来ました。この映画を上映していただけます事を心から感謝しています。
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