「東京芸術祭2021」の1プログラム、From the Farm「フレ フレ Ostrich!! Hayupang Die-Bow-Ken!」が、本日10月6日に東京・南大塚ホールで開幕する。
これは、昨年開催された「東京芸術祭2020 APAF Exhibition」で発表された作品を、実演とオンラインのハイブリッド作品としてリクリエーションするもの。ディレクションチームには、フィリピンよりジェームズ・ハーヴェイ・エストラーダ、
開幕に際し、額田は「私たちはオンラインと南大塚ホールの2箇所を繋いで、世界中の人々が集える『劇場』をつくりました。フィリピンの現実を元にした寓話を携え、世界に向けた上演がはじまります。地球のどこかから、参加してください!」とコメントしている。
“ソーシャル・アジア・シアター”と題されたオンライン配信は、Zoomを介して行われる。視聴は無料だが、事前予約が必要となる。上演時間は約1時間10分。公演は8日まで実施され、8日公演の終演後にはトークが実施される。
なおステージナタリーでは「東京芸術祭2021」特集を展開中。きたまり、北尾亘、スズキ拓朗らによる座談会と、「東京芸術祭」総合ディレクターである宮城聰と美術家・YORIKOの対談が掲載されている。関連する特集・インタビュー
額田大志コメント
いつか行こうと思っていたフィリピンに、簡単には行けなくなってしまいました。これまでの日常が崩れ、劇場に行くことができない国や地域もたくさんあるでしょう。劇場は人が集まるための場所であり、演劇は人が集まることで生まれる表現だと思っています。私たちはオンラインと南大塚ホールの2箇所を繋いで、世界中の人々が集える「劇場」をつくりました。フィリピンの現実を元にした寓話を携え、世界に向けた上演がはじまります。地球のどこかから、参加してください!
From the Farm「フレ フレ Ostrich!! Hayupang Die-Bow-Ken!」
2021年10月6日(水)~8日(金)
東京都 南大塚ホール / オンライン
ディレクションチーム:ジェームズ・ハーヴェイ・エストラーダ、
パフォーマー:バニー・カダッグ、ロビ・ルスディアナ、山中芽衣
関連記事
ステージナタリー @stage_natalie
【公演レポート】地球のどこかから、参加してください!「フレ フレ Ostrich!!~」開幕(コメントあり)
https://t.co/6RJ4aRumGV https://t.co/T4xMIbxJ1W