向井山朋子が映像空間でピアノ演奏を披露、現実と架空を表現する「KUMANO」

1

33

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 4 13
  • 16 シェア

向井山朋子「KUMANO」(熊野)が10月22・23日に愛知・愛知県芸術劇場 小ホールで上演される。

向井山朋子「KUMANO」(熊野)チラシ表

向井山朋子「KUMANO」(熊野)チラシ表

大きなサイズで見る(全8件)

向井山朋子(c)Takashi Kawashima

向井山朋子(c)Takashi Kawashima[拡大]

「KUMANO」(熊野)は、ピアニスト・美術家・アートディレクターの向井山朋子が、映像インスタレーションの広がる空間でピアノ演奏を披露する公演。自身の故郷である和歌山・熊野に影響を受けた数々の作品を発表してきた向井山が、今回は、幼少期に見聞きした自然へのおそれ、地域におけるジェンダーと宗教の関わり、生と死および再生などの記憶をひもとき、極私的な視点で現実と架空を表現する。

また本公演ではオランダのシネマトグラファーであるレニエ・ファン・ブルムレンと協働し、向井山が熊野で撮影した映像や幼少期の写真などがスクリーンに映し出される。

開催に際し、向井山は「知らない場、不可解な事柄に出会わすと、そこに『熊野的』なものを探そうとしていることに、此のごろ気がついた。聖と穢れ、美と醜、実在と架空すら混在するこの土地の記憶を、音楽と映像で紡いでみようか」とコメント。演奏曲目はロベルト・シューマンの小品や、クロード・ヴィヴィエの「シラーズ」を予定している。

関連する特集・インタビュー

この記事の画像(全8件)

向井山朋子「KUMANO」(熊野)

2021年10月22日(金)・23日(土)
愛知県 愛知県芸術劇場 小ホール

コンセプト:向井山朋子
映像・インスタレーション・照明:向井山朋子、レニエ・ファン・ブルムレン
ピアノ:向井山朋子

全文を表示

読者の反応

  • 1

ステージナタリー @stage_natalie

向井山朋子が映像空間でピアノ演奏を披露、現実と架空を表現する「KUMANO」(コメントあり)
https://t.co/tdXfCtnNCk https://t.co/9XiHLpUsL4

コメントを読む(1件)

関連記事

リンク

このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。

ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします