三つ巴のもつれ合いを気軽に楽しんで、山縣太一・岡田勇人・山本伊等の3本立て公演開幕

アッシュマンズ「タバコバのわかれ いつでもつき指3本立て」が、昨日9月2日に神奈川・STスポットで開幕した。

アッシュマンズは、山縣太一、岡田勇人、山本伊等がそれぞれ戯曲を書き、互いの作品に出演する新ユニット。今回は、“たばこ”と“煙”をテーマに、岡田が執筆した「アッシュマンズのたばこの害について」、山縣が執筆した「煙ウカンムリ」、山本が執筆した「彼の報告」の3作が上演される。各作品の合間には、大谷能生によるソロ演奏が行われる。

公演について、山縣は「ショーケースとかお得にいろいろ観れるといいなぁと思ったんですが3本とも自分が出るとなると激しく後悔。でも楽しいです」とコメント。岡田は「彼等くんと太一さんとモクモクと3本の作品を作りました。こんなご時世ですが、演劇にとって呼吸の交換がとても重要な事に気付きました。会場は換気バッチリです。三つ巴のもつれ合いを気楽に楽しんで頂けたら嬉しいです」と話す。

山本は「無事に幕が開けました。コロナ禍のなかで来てくれるお客さんに感謝しかないです。三者三様の作品は、上演ごとに変わりながら無数の場を生み出していきます。大谷能生さんの生演奏もあります。演劇は、やっている見ているその瞬間のことだ。体調万全でお越しください」と観客に呼びかけた。公演は5日まで。