8年ぶりの小松台東「デンギョー！」開幕、作・演出の松本哲也「今こそ人が人を求める作品を」

小松台東「デンギョー！」（再演）が昨日9月1日に東京のザ・スズナリで開幕した。

松本哲也が作・演出を手がける本作では、電気工事会社で働く人々の物語が展開。2013年に上演された作品だが、今回は出演者を一新して送る。出演者には瓜生和成、今村裕次郎、松本のほか、劇団青年座の五十嵐明と小暮智美、MONOの尾方宣久、劇団桃唄309の佐藤達、吉田電話、関口アナン、依田啓嗣、劇団かもめんたるの土屋翔、木下愛華が名を連ねた。

松本は開幕に際し、「今だからこそ、ひたすらに人が人を求める作品が舞台上には相応しい。そう思っています。劇団初期の代表作『デンギョー！』はまさにそんな物語。色々あるけど団結しようぜ。ちなみに開場中からお楽しみ頂ける仕掛けにもなっております」と語った。

上演時間は2時間。公演は7日まで。