「鳴神」出演の市川右團次、市川海老蔵からのアドバイス明かす「伝統芸能 華の舞」

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「伝統芸能 華の舞」が、10月から11月にかけて、全国16カ所で開催される。これに先駆け、昨日8月20日に市川右團次、市川右近親子が出席した合同取材会が行われた。

左から市川右團次、市川右近。

左から市川右團次、市川右近。

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「伝統芸能 華の舞」チラシ表

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左から市川右近、市川右團次。

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左から市川右近、市川右團次。

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本公演では、“楠木正成二題”と題し「楠露」と「楠公」の2作品が上演されるほか、「鳴神」が披露される。「楠露」と「楠公」には、右團次と右近に加え、大谷廣松市川弘太郎が出演。「鳴神」では、右團次が鳴神上人、廣松が所化白雲坊、弘太郎が所化黒雲坊、そして市川笑三郎が雲の絶間姫を勤める。

右團次は、「鳴神」の出演に向け、市川海老蔵から受けたアドバイスを「『上人とは高僧ですから、気位というものを忘れずに演じてください』とご指導いただきました」と明かし、「そのお言葉を忘れずに演じさせていただければ」と言葉に力を込める。右近は、今回素踊りで舞うことに「今までは、衣装とかお化粧をして踊っていたけど、今度はお化粧もしないで踊るから大変だと思います」と述べる。さらに記者からの「緊張していますか?」との問いに「はい」と答えた。

最後に右團次は「感染症対策を万全にいたしまして、皆様のおそばに参ります。(本公演は)歌舞伎のいろいろな部分をご覧いただける演目になっていますし、通常の歌舞伎公演よりお安く、また短めで観やすくなっております。初めての方もぜひこの機会に歌舞伎に親しんでいただければ」と来場を呼びかけ、合同取材会を締めくくった。公演は、長崎、鹿児島、東京、広島、香川、京都、兵庫、石川、岐阜、埼玉、愛知、千葉、静岡、神奈川、大阪にて行われる。会場の詳細は、公式サイトを確認しよう。

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「伝統芸能 華の舞」

2021年10月14日(木)~11月23日(火・祝)
長崎、鹿児島、東京、広島、香川、京都、兵庫、石川、岐阜、埼玉、愛知、千葉、静岡、神奈川、大阪で上演。

一、楠木正成二題

能楽 独調「楠露」、素踊り「楠公」

出演:市川右團次、市川右近、大谷廣松市川弘太郎 ほか

二、歌舞伎十八番の内「鳴神」

出演

鳴神上人:市川右團次
所化白雲坊:大谷廣松
所化黒雲坊:市川弘太郎
雲の絶間姫:市川笑三郎

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