ふぉ~ゆ~の
ジョン・ローガンの戯曲「ネバー・ザ・シナー」は、裕福な家庭に生まれ、同性愛関係にあったユダヤ人の大学生2人が、裕福なユダヤ人実業家の息子を誘拐して殺害し、終身刑プラス99年の懲役を宣告された、ローブとレオポルド事件を題材にした作品。同じくローブとレオポルド事件をモチーフとしたミュージカル「スリル・ミー」では、ローブとレオポルドの2人が主軸となって物語が進んでいくが、「ネバー・ザ・シナー」では2人に加え、法廷における弁護士と検事の闘争も描かれる。
脚本家・映画監督の
出演決定に際し、辰巳は「このお話をいただけたということは、芝居の幅を広げられるチャンスだと思いました」と喜びを明かしつつ、「今回の作品はなんといっても僕の演劇史上、一番エロティックな役です。必ずドキドキさせます!」と意気込みを語る。林は「作品としてすごく面白いですし、僕は台本を読み終えた時、重たい後味が残ったわけではありませんでしたので、きっと観ていただいたら何かを感じ取っていただけると思います」と本作の魅力をアピール。今回、初めて舞台の演出を手がける君塚は「様々なテーマが詰まった、まさに息が詰まるほどかもしれませんが、濃密なお芝居を楽しんでいただけると思います」と観客に呼びかけた。
チケットの一般販売は8月21日10:00にスタート。
辰巳雄大コメント
今回、君塚さんに演出していただけるということで、非常に光栄ですし、今、僕にこのお話をいただけたということは、芝居の幅を広げられるチャンスだと思いました。「ローブとレオポルド事件」は非常に凶悪な事件であるにも関わらず、不思議と興味深いところがあります。「ネバー・ザ・シナー」は、ローブとレオポルドという役名が実名であることからも分かるように、いい意味で美化していない、人間のリアルな“粗(あら)”も描かれている作品です。観ている方に、犯罪者となってしまった2人の人間的な部分も感じていただけるように演じられたらと思います。
今回の作品はなんといっても僕の演劇史上、一番エロティックな役です。
必ずドキドキさせます!
そして、恋人として翔ちゃん(林)は“あり”です(笑)
林翔太コメント
僕は台本を読んで初めて実話だと知り、衝撃を受けました。この二人がいったいどのように考え、どのように行動し、どのように出来上がったのか、これから調べて、しっかり自分の中に落とし込んで役作りしていきたいです。作品としてすごく面白いですし、僕は台本を読み終えた時、重たい後味が残ったわけではありませんでしたので、きっと観ていただいたら何かを感じ取っていただけると思います。映像中心に活躍されている君塚さんに、演劇で、しかもこの作品で芝居をつけていただけること、さらに辰巳くんという心強い存在もいるので、早く稽古したいです。
そして、僕も辰巳くんには安心感しかないので、恋人として“めちゃくちゃあり”です(笑)
君塚良一コメント
台本を読んだら、とにかく面白かった。おそらく歴史上初のサイコパス殺人という非常に大変な事件を扱っているのに、テンポがよくて、ちょっと爽やかでキラキラしている彼ら二人の青春物語のようなところもあり、さらに、LGBTQに関しての問いかけや、死刑の是非についても触れている。きちんとテーマが問いかけられているので、非常に魅力的な物語だと僕は思います。
辰巳さんも林さんもお二人ともすごく勘が良く、舞台に対する思いも真摯(しんし)で、まぶしいくらいだったので、これは大丈夫だと感じました。様々なテーマが詰まった、まさに息が詰まるほどかもしれませんが、濃密なお芝居を楽しんでいただけると思います。
「ネバー・ザ・シナー -魅かれ合う狂気-」
2021年9月2日(木)~12日(日)
東京都 品川プリンスホテル クラブeX
2021年9月18日(土)・19日(日)
大阪府 COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
作:ジョン・ローガン
演出:
出演:
EMA @EMAxEMA
え!!!
辰巳雄大&林翔太が恋人役に、「ネバー・ザ・シナー」題材はローブとレオポルド事件https://t.co/dB9EkgXFdr