「ネバー・ザ・シナー」開幕、林翔太が辰巳雄大に「稽古中もずっとセクシーでした」

2

345

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 74 253
  • 18 シェア

ふぉ~ゆ~の辰巳雄大林翔太らが出演する「ネバー・ザ・シナー -魅かれ合う狂気-」が、昨日9月2日に東京・品川プリンスホテル クラブeXで開幕した。

「ネバー・ザ・シナー -魅かれ合う狂気-」出演者

「ネバー・ザ・シナー -魅かれ合う狂気-」出演者

大きなサイズで見る

ジョン・ローガンの戯曲「ネバー・ザ・シナー」は、かつてアメリカで実際に起きた“ローブとレオポルド事件”を題材にした作品。同じ事件をモチーフとしたミュージカル「スリル・ミー」では、ローブとレオポルドの2人が主軸となって物語が進んでいくが、「ネバー・ザ・シナー」では2人に加え、法廷における弁護士と検事の闘争も描かれる。

脚本家・映画監督の君塚良一が演出する今回の上演版では、辰巳がローブ、林がレオポルド役を担当。そのほかの出演者には荒木健太朗前島亜美山岸拓生姜暢雄磯部勉が名を連ねた。

舞台は1924年、禁酒法時代のアメリカ。シカゴ大学で運命的な出会いを果たしたローブとレオポルドは、互いの才能に惹かれ合い信頼関係を深めていく。犯罪小説にのめり込み、空想の中で完全犯罪の実行を夢見るローブと、愛鳥家でニーチェの超人主義に傾倒するレオポルドは共謀の末、少年を殺害する事件を引き起こす。2人の命運を握る弁護士・ダロウは驚きの手法で情状酌量の判決を狙うべく奔走するが……。

辰巳は林との共演を「翔太とは、同じグループに属していた時期もありましたが、まさかこうして2人で主要人物としてステージに立つとは想像もしていませんでした」と喜び、「この作品は実話をもとにしているため、(演出の)君塚良一さんを先頭に、いろいろなことを調べて、僕たちなりに勉強をしてこの作品に取り組みました。濃密な稽古の時間を経て、今、こうして皆さまの前で披露できたことが何よりも幸せです」と心境を語る。

また林は「辰巳くんは、ローブのように稽古中もずっとセクシーでした」「僕はレオポルドとしてキュンキュンしながらお芝居をしていました」と稽古を振り返る。本作が実際にあった事件をもとにしていることには「心苦しくなるところもあるかも」と話しつつ、「劇中にはローブとレオポルドの青春物語のような場面もありますし、観に来てくださった皆さんにエネルギーや元気を与えられる作品だと思います」とメッセージを送った。

東京公演は9月12日まで行われ、18・19日には大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールでも上演される。

辰巳雄大コメント

翔太とは、同じグループに属していた時期もありましたが、まさかこうして2人で主要人物としてステージに立つとは想像もしていませんでした。その時の自分たちに諦めずに頑張っていたらこういう景色が見えると伝えてあげたいです。

翔太とは今回、初めてがっつりとお芝居をしましたが、優しさやふわふわしている部分がありつつ、芯がものすごくしっかりした男だと感じました。ただ、この稽古に入る前は「恋人としてあり」と言っていましたが、稽古をしてみたらナシかなと(笑)。翔太は、優しさで包んでくれるような母性すら感じる人ですが、気づくと「あれ?今、手のひらで踊らされている?」という瞬間があるんです。最終的に尻に敷かれそうなイメージが強くなったので、(恋人は)やめておきます(笑)。

今回、僕たちはカンパニー一同、演劇をやるということに真摯に立ち向かってきました。この作品は実話をもとにしているため、(演出の)君塚良一さんを先頭に、いろいろなことを調べて、僕たちなりに勉強をしてこの作品に取り組みました。濃密な稽古の時間を経て、今、こうして皆さまの前で披露できたことが何よりも幸せです。千秋楽まで気を引き締めてお届けしたいと思います。

林翔太コメント

辰巳くんは、同じグループの時からお兄ちゃん的存在で、小さい頃から踊りを教えてもらったりしていたので、今回、2人でがっつりとお芝居させて頂けることは本当にうれしいです。お稽古場でも毎回、違うお芝居を投げてくださるので、すごく勉強になりましたし、刺激になりました。

辰巳くんは、ローブのように稽古中もずっとセクシーでした。自宅でも動画を観たりして、日々研究しているようで、日を重ねるごとにどんどんセクシーになっていたので、僕はレオポルドとしてキュンキュンしながらお芝居をしていました。なので、恋人としても「あり」です(笑)。頼りがいもあるので、世の女性から見ても恋人にしたい男性ではないでしょうか。

本作は、実在した事件を題材にしているので、もしかしたら心苦しくなるところもあるかもしれません。ですが、劇中にはローブとレオポルドの青春物語のような場面もありますし、観に来てくださった皆さんにエネルギーや元気を与えられる作品だと思います。そして、僕たちはセクシーな部分もどんどん出していきたいと思いますので、楽しんでいただけたらうれしいです。

この記事の画像(全1件)

「ネバー・ザ・シナー -魅かれ合う狂気-」

2021年9月2日(木)~12日(日)
東京都 品川プリンスホテル クラブeX

2021年9月18日(土)・19日(日)
大阪府 COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール

作:ジョン・ローガン
演出:君塚良一
出演:辰巳雄大(ふぉ~ゆ~) / 林翔太 / 荒木健太朗前島亜美山岸拓生 / 姜暢雄磯部勉

全文を表示

読者の反応

  • 2

muw @muw_321

すりるみと同じ事件を題材にした作品もあったんだね!辰巳くんだし

【公演レポート】「ネバー・ザ・シナー」開幕、林翔太が辰巳雄大に「稽古中もずっとセクシーでした」(コメントあり) https://t.co/HHMJfsMRke

コメントを読む(2件)

関連記事

辰巳雄大のほかの記事

リンク

このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。 辰巳雄大 / 林翔太 / 荒木健太朗 / 前島亜美 / 山岸拓生 / 姜暢雄 / 磯部勉 / 君塚良一 の最新情報はリンク先をご覧ください。

ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします