ガルバンが演出・振付・ダンスを手がけた「春の祭典」は、2019年にスイス・ローザンヌで初演された作品。ピアノ演奏には片山柊と増田達斗が名を連ね、演奏曲目にはイーゴリ・ストラヴィンスキー作曲の「Le Sacre du Printemps(春の祭典)」、武満徹作曲の「Piano Distance」、増田作曲の「Ballade」が並んだ。
なお、本公演はガルバンにとって約3年ぶりの来日公演。ガルバンは「今回ふたたび日本で踊ることができて大変うれしく思います。そして日本で踊ること、日本の皆さんのことを恋しく思っていました。フラメンコの踊り手として100%の手応えを得るためには日本へ来る必要がありました。そうすることで、フラメンコの踊り手として、自分の芯の部分を確認することができるのです。今の状況下では、旅をすることが最高のギフトです。願わくばこれからも踊り続けて、日本とスペインの架け橋であり続けたいと考えています」とコメントした。
上演時間は約1時間10分。公演は明日6月20日まで行われたあと、6月23・24日に愛知・愛知県芸術劇場 コンサートホールで上演される。
なおステージナタリーでは、「春の祭典」に関するガルバンのインタビューを公開している。イスラエル・ガルバン「春の祭典」
2021年6月18日(金)~20日(日)
神奈川県 KAAT神奈川芸術劇場 ホール
2021年6月23日(水)・24日(木)
愛知県 愛知県芸術劇場 コンサートホール
演出・振付・ダンス:
ピアノ:片山柊、増田達斗
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takahiro iwai @TakaRhythmalism
【公演レポート】踊ることで日本とスペインの架け橋であり続ける、イスラエル・ガルバン「春の祭典」開幕(コメントあり) https://t.co/dyoGnAHemG