京都を拠点とする來來尸來は、“観劇を旅に組み込むこと”と“芸術のあるまちづくり”をコンセプトに活動している団体。今回は、壺と仮面と剥製が並ぶ、とある古本屋を舞台にした物語が展開する。
公演に際し、本作の出演者で來來尸來プロデューサーのしきは「來來尸來の美術担当であるいのまちあーみから『ブレイス』と名付けられた脚本が送られてきました。『これはぜんぶ、わたしのはなし。』というコピーが添えられて」「今作の根本にあるテーマも理解するのに時間がかかり、役者としてはそれが面白く、プロデューサーとしては致命的な状態です。それでも、しなやかで頑固なこのテキストを立体化した先に〈価値〉を見出せると確信しています」と自信をのぞかせた。
來來尸來 003便「ブレイス」
2021年2月27日(土)・28日(日)
京都府 恵文社COTTAGE
脚本・演出:いのまちあーみ
出演:しき、タヌ、横山蓮
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ステージナタリー @stage_natalie
壺と仮面と剥製が並ぶ古本屋が舞台、來來尸來の新作「ブレイス」(コメントあり)
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