さいたまゴールド・シアターが2021年2月に新作公演、脚本・演出は松井周

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松井周が脚本・演出を手がけるさいたまゴールド・シアターの本公演が、来年2月に埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 小ホールで上演される。

さいたまゴールド・シアター「聖地」より。(c)宮川舞子

さいたまゴールド・シアター「聖地」より。(c)宮川舞子

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松井周(c)平岩享

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松井がさいたまゴールド・シアターとタッグを組むのは、2010年に自身の新作戯曲を蜷川幸雄が演出した「聖地」ぶりのこと。「聖地」では、安楽死法が施行された近未来で、乗っ取られた高齢者施設を舞台にした物語が描かれたが、松井は今回、この「聖地」を大幅にアレンジ。登場人物たちが高齢者施設で討論を繰り広げる、シンポジウム形式の演劇作品を制作する。

上演に向けて松井は「『聖地』初演(2010)は『いらないもの』とされた老人たちが抵抗を試みる話だ。しかし、それは震災前の『もしも』の感覚だ。しかし今、事態は『まさに』だ。じゃあ、どんな抵抗があり得るのか? あれ? 苦しい。けれど、抜け道はあるはずだと蜷川さんを思い浮かべながら進んでいこう」と公式サイトでコメントしている。出演者やスケジュールなどの情報は続報を待とう。

松井周コメント

「あなたは生きてる価値がない」という言葉がSNS に溢れる時代。そんな言葉に負けまいと思っても、次は「人に迷惑をかけないで、自分のことは自分でなんとかしよう」なんて言葉に捕まってしまう。「聖地」初演(2010)は「いらないもの」とされた老人たちが抵抗を試みる話だ。しかし、それは震災前の「もしも」の感覚だ。しかし今、事態は「まさに」だ。じゃあ、どんな抵抗があり得るのか? あれ? 苦しい。けれど、抜け道はあるはずだと蜷川さんを思い浮かべながら進んでいこう。

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さいたまゴールド・シアター本公演

2021年2月
埼玉県 彩の国さいたま芸術劇場 小ホール

脚本・演出:松井周

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