「錦秋御園座歌舞伎」尾上菊之助・尾上右近・中村萬太郎が「連獅子」披露

「錦秋御園座歌舞伎」が、10月3日から18日まで愛知・御園座で上演される。

「錦秋御園座歌舞伎」は、“歌舞伎に親しむ”“歌舞伎を楽しむ”をテーマに御園座が企画した公演。本公演では、尾上右近と中村萬太郎が回替わりで歌舞伎の基礎知識や約束事を解説する「歌舞伎のみかた」に加え、「鐘ヶ岬」と「連獅子」が上演される。「安珍清姫伝説」の後日談を描いた演目「鐘ヶ岬」では、尾上菊之助が清姫を勤め、女の執念や艶やかさを表現。「連獅子」では狂言師右近後に親獅子の精役を菊之助、法華の僧蓮念役を尾上菊次、そして狂言師左近後に仔獅子の精役と浄土の僧遍念役を、右近と萬太郎が回ごとに役を交代し演じる。

公演は、間隔を空けた客席配置や入場時の検温など、感染症対策を講じたうえで上演される。チケットの販売は9月9日10:00にスタート。