三重県文化会館が送る、“今こそお楽しみいただける”マイベストシートシアター

第七劇場「マイベストシート シアター」が、7・8月に三重・三重県文化会館 中ホール 舞台上舞台にて行われる。

これは、“三重県文化会館がお届けする、今こそお楽しみいただける演劇シアター”と銘打たれた、三重県文化会館の主催企画。鳴海康平の構成・演出・美術のもと、7月19日にvol.1「山月記」、8月9日にvol.2「幸福論」が、小菅紘史の一人芝居として立ち上げられる。

各日50名限定で、観客は舞台上の好みの席で作品を楽しむことができる。なお同企画のチラシには「本公演は『新しい生活様式』に準じ、十分な感染症対策を行い実施いたします」とアナウンスされた。上演時間は約30分から40分を予定。観劇の申し込みは6月23日から7月7日まで受け付けられる。

また第七劇場では、「第七劇場の演劇解体新書」と題した動画コンテンツをYouTubeにて公開中。「ハムレット」やギリシア悲劇、シェイクスピア、イプセン、チェーホフなどをテーマに、現在8つの動画が制作されている。劇団公式サイトには「演劇再開を楽しみにしているみなさんはもちろん、演劇に興味はあるけど観に行く機会がないみなさんにも、演劇にはあまり興味がないみなさんにも、観ていただけたらと思います」と思いがつづられた。動画の視聴は無料だが、第七劇場ではカンパニーや、同劇団の拠点劇場であるTheatre de Bellevilleの管理運営のための応援寄付を受け付けている。

※Theatre de Bellevilleの最初のeはアクサン付き、aはサーカムフレックス付きが正式表記。