二期会コンチェルタンテ・シリーズ第3弾「サムソンとデリラ」2021年1月に延期

4月に上演予定だった東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ「サムソンとデリラ」が、新型コロナウイルスの影響で中止になり、その延期公演が来年1月5・6日に東京・Bunkamura オーチャードホールで実施される。

東京二期会コンチェルタンテ・シリーズは、東京二期会がBunkamuraでチャレンジングなオペラ作品を上演する企画。シリーズ第3弾となる今回は、シャルル・カミーユ・サン＝サーンスの「サムソンとデリラ」を上演する。劇中では古代パレスチナを舞台に、ペリシテ人とヘブライ人の対立が描かれる。ペリシテの太守アビメレクを倒したヘブライの英雄サムソン。サムソンに復讐するために、絶世の美を誇るペリシテの美女デリラが彼を誘惑し……。

延期公演では、準・メルクルに代わりフランスのジェレミー・ローレルが指揮を担当。デリラ役を板波利加と池田香織、サムソン役を樋口達哉と福井敬、ダゴンの大司祭役を門間信樹と小森輝彦、アビメレク役を後藤春馬とジョンハオがそれぞれWキャストで務める。上演時間は休憩を含む約2時間20分で、チケットの販売は7月4日にスタート。