東京二期会の創立70周年記念公演「ドン・カルロ」神奈川で本日スタート

東京二期会オペラ劇場「ドン・カルロ〈新制作〉」が、本日9月30日に神奈川・よこすか芸術劇場で開幕する。

これは、東京二期会の創立70周年を記念し、ジュゼッペ・ヴェルディのオペラ「ドン・カルロ」を新制作するもの。本公演はドイツのシュトゥットガルト州立歌劇場との提携公演となり、指揮をレオナルド・シーニ、演出をロッテ・デ・ベアが手がける。

劇中では、スペイン王フィリッポII世の息子カルロと、彼が愛する女性エリザベッタの儚く悲しい愛の物語が展開。出演者には、フィリッポII世役のジョンハオ、妻屋秀和、ドン・カルロ役の樋口達哉、城宏憲、ロドリーゴ役の小林啓倫、清水勇磨、エリザベッタ役の竹多倫子、木下美穂子、エボリ公女役の清水華澄、加藤のぞみらが名を連ねた。

本作は日本語と英語の字幕付きでイタリア語上演され、上演時間は約4時間20分を予定。よこすか芸術劇場公演は本日のみとなり、その後本作は10月7・8日に北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru、13日から15日まで東京・東京文化会館 大ホールでも上演される。