NEWSの加藤シゲアキが原作・脚本、Aぇ! Group / 関西ジャニーズ Jr.の
本作は、小説家としても活動する加藤が2015年に発表した短編集「傘をもたない蟻たちは」(KADOKAWA)より、「染色」をもとにした作品。小説では美大生の日常と葛藤が描かれている。今回は加藤自身が同作を戯曲化し、ミナモザの
加藤は「『染色』であり『染色』ではない。そんな不思議な戯曲をお届けできたらと思い、目下NEWSのライブの準備と合わせて執筆中でございます。舞台でしか表出させることのできない僕の世界を、ぜひ楽しんでください」と呼びかけ、瀬戸山は「何者かになりたい、でも、それが何かもわからない。そんな普遍的な若者の魂の彷徨を描いたこの作品の主人公に、フレッシュさとまっすぐさを持ち合わせた正門良規さんはぴったりだと思います」と上演に期待を寄せた。また初の舞台単独主演を務める正門は「市村と美優の出会いが物語にどういう影響を与え、どのような変化をもたらしていくのか、原作ファンの方はもちろん、はじめて物語に触れられる方にも、舞台『染、色』の世界を楽しんで頂けるように精一杯頑張ります」と意気込みを語っている。
公演は6月4日から21日まで東京・東京グローブ座、25日から28日まで大阪・エブノ泉の森ホールにて。
加藤シゲアキ コメント
「加藤さんの作品をどれか舞台化しませんか?」スタッフからそう相談されたのが始まりでした。
そのとき僕の頭に浮かんだのは、「傘をもたない蟻たちは」という短編集の冒頭に収められた「染色」という作品でした。
自分自身が今作を舞台で観たいと思ったのです。
「でしたら加藤さん、戯曲を書きませんか」スタッフから次にそう言われました。
仕事がいくつか重なっている時期だったのでお断りしようと思ったのですが、ふと脳内に戯曲化された「染色」が広がりました。そしてその内容は原作とは少し違ったストーリーでした。
妖艶な気配はそのままに、美大生たちが織りなす群像劇。これは自分にしかできないのではないか。
原作者だからこそ、大胆に変更することが可能なのではないか。そう思い直し、この話をお受けすることにしました。
とはいえ原作とは異なる内容に、同名のタイトルを付けていいのか。試行錯誤した揚げ句、「染、色」という形で、読点を加えることにしました。
「染色」であり「染色」ではない。そんな不思議な戯曲をお届けできたらと思い、目下NEWSのライブの準備と合わせて執筆中でございます。舞台でしか表出させることのできない僕の世界を、ぜひ楽しんでください。
瀬戸山美咲 コメント
このたび、ご縁がつながり、加藤シゲアキさんの初劇作を演出させていただくことになりました。青春時代特有の危うさ、美しさに満ちた「染色」という短編小説が、新たな戯曲「染、色」として生まれ変わります。何者かになりたい、でも、それが何かもわからない。そんな普遍的な若者の魂の彷徨を描いたこの作品の主人公に、フレッシュさとまっすぐさを持ち合わせた正門良規さんはぴったりだと思います。今の正門さんだけが発することができる光のようなものを引き出せたらいいなと思っています。
正門良規 コメント
主演舞台をこんなにも早く、そして、加藤シゲアキくんの作品で務められるという事がとても光栄です。
役者としての経験も少なく、お芝居もまだまだ未熟で不安もありますが、主演として役と向き合えることに心から喜びを感じています。市村と美優の出会いが物語にどういう影響を与え、どのような変化をもたらしていくのか、原作ファンの方はもちろん、はじめて物語に触れられる方にも、舞台「染、色」の世界を楽しんで頂けるように精一杯頑張ります。
「染、色」
2020年6月4日(木)~21日(日)
東京都 東京グローブ座
2020年6月25日(木)~28日(日)
大阪府 エブノ泉の森ホール
原作:加藤シゲアキ「染色」 (KADOKAWA / 角川文庫「傘をもたない蟻たちは」所収)
脚本:加藤シゲアキ
演出:
出演:
※2020年6月3日追記:本公演は新型コロナウイルスの影響で中止になりました。
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まさかどめも。 @masakado66
加藤シゲアキが自身の小説を戯曲化「染、色」主演はAぇ! Groupの正門良規 - ステージナタリー
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