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林英世&松原由希子でiaku「あたしら葉桜」再演、大正時代のお見合いを現代に

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iaku「あたしら葉桜」が4月に東京で、5月に大阪で上演される。

岸田國士の初期作「葉桜」を原案に、現代の母娘像を描いた「あたしら葉桜」は、2015年にiakuとカトリ企画の合同公演で初演されたもの。その後、2018年のiaku演劇作品集で、「葉桜」の朗読と2本立てで上演された。今回はその2本立て公演の再演となる。

本作では、岸田が描いた大正時代のお見合いの様子を、作者の横山拓也が現代の恋愛観や結婚観に置き換えて再構築する。演出は、横山と長年タッグを組む上田一軒。出演は、2018年の公演から続投となる林英世と松原由希子だ。

公演は、4月17日から26日まで東京・三鷹市芸術文化センター 星のホールで、5月8日から10日まで大阪・in→dependent theatre 2ndで行われる。

横山拓也コメント

さて、2020年春のiaku公演は、2018年にこまばアゴラ劇場でのiaku演劇作品集の中の1つとして企画した「あたしら葉桜」と岸田國士「葉桜」〈朗読〉の2本立て上演の再演となります。現代のテレビドラマなどに見る口語セリフの第一人者とも言われる岸田國士。セリフの書き様に徹底的こだわった岸田國士にシンパシーを持っています。彼の初期作品の数々から、当時に生きる人たちの日常のニオイが嗅げる面白味は、戯曲が時代を越えて存在する意義を感じさせてくれます。私もセリフにこだわった作品づくりを行なっているので、いつか時代を経ても楽しんでもらえるものを書ければ、と思っています。「葉桜」と「あたしら葉桜」の連続上演は、2つの時代と、2人の作家を並べて見つめる企画です。文豪に肩を並べる気はさらさらありませんし、勝つとか負けるとかでもありませんが、こうやって勝手に真っ向勝負を挑めるのはなかなか楽しいです。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

iaku「あたしら葉桜」

2020年4月17日(金)~26日(日)
東京都 三鷹市芸術文化センター 星のホール

2020年5月8日(金)~10日(日)
大阪府 in→dependent theatre 2nd

作:横山拓也
演出:上田一軒
出演:林英世、松原由希子

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