「舞台『デュラララ!!』~円首方足の章~」から、新たなキャラクタービジュアルが解禁された。
このたび公開されたのは、
2004年に刊行された「デュラララ!!」は、成田良悟作、
公演は4月10日から18日まで東京・日本青年館ホール、24日から26日まで愛知・常滑市民文化会館、5月1日から6日まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WW ホールにて。チケットの一般販売は、2月15日10:00にスタートする。なおサイモン・ブレジネフのキャラクタービジュアルについて、本作の製作委員会と原作の成田が発表したコメントは以下の通り。
サイモン・ブレジネフのキャラクタービジュアルについて
舞台「デュラララ!!」製作委員会コメント
日頃より舞台「デュラララ!!」を応援いただきまして誠にありがとうございます。
今回の舞台化にあたりキャラクタービジュアルについて主催と原作の成田良悟先生とで協議を行い、作品の世界観を大切にしながらも役者本人の持つ個性も尊重する形で決定いたしました。
生身の俳優が演じることで作り上げられていく舞台版「デュラララ!!」をお楽しみいただけますと幸いです。
成田良悟コメント
ありがたい事に、「デュラララ!!」は海外でも広く小説やアニメが翻訳されており、多くの国で展開させて頂いている作品となりました。
多くの国籍や人種の方々に届く時代にあたり、この舞台もより多くの方々に楽しんで頂けるよう、スタッフ・キャストの皆さんも日々研鑽を続けておられます。
舞台化にあたり、原作小説においてアフリカ系ロシア人であるサイモンの肌の色をどうするか、という話を聞かれた時、私は
「『デュラララ!!』のストーリーにおいて、育った環境や友人関係がストーリーと関わる事はありますが、今回の舞台のストーリー上、生まれ持った身体的特徴や民族性がストーリーと深く関わるキャラクターは、デュラハンという種族であるセルティ・ストゥルルソンのみです(平和島静雄の怪力は後天的なものです)。
サイモンの重要な点は人種ではなく『ロシアから来た』という経歴ですので、サイモンを日本人の方が演じる事についても問題ありませんし、逆に言うとどのような国籍・人種の方が演じて頂いても問題ないものと考えております。
故に、サイモンを演じて下さる役者さんの肌の色をメイクによって小説やアニメのキャラクターに合わせる必要はございません」
と自分の考えを述べさせて頂きました。
もちろんこれは、「デュラララ!!」以外の様々な舞台の演出や役者の方々に押しつける意見ではありません。あくまで私個人の意見として回答させて頂き、それを反映して頂いた形となります。
肌を敢えて濃く塗るメイクをブラックフェイスとして快く思わない方が存在する一方で、肌の色を変更することをいわゆるホワイトウォッシュだという声があるのも事実です。しかし、この私個人のコメントの背景には、その両方の意味合いなどは一切無いという事はお伝えしておきます。仮に海外に舞台「デュラララ!!」が広く展開した場合、日本人のキャラクターを演じる事に国籍人種民族を問う事はありませんし、原作では黒髪のキャラクターを演じるからと言って、必ずしも髪の毛を黒く染める必要はありません(コスプレなどで敢えて染めたいという方のお気持ちを否定するものでもありません)。
「デュラララ!!」という物語の本質として大事にして頂きたいのは、キャラクターが作品に至るまでに──そして作品の中でもリアルタイムで積み上げられていく心の繋がりですので、何卒ファンの皆様には御理解頂ければ幸いです。
「舞台『デュラララ!!』~円首方足の章~」
2020年4月10日(金)~18日(土)
東京都 日本青年館ホール
2020年4月24日(金)~26日(日)
愛知県 常滑市民文化会館
2020年5月1日(金)~6日(水・振休)
大阪府 COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
原作:成田良悟「デュラララ!!」(電撃文庫)
原作イラスト:
演出:
脚本:
キャスト
竜ヶ峰帝人:
紀田正臣:
園原杏里:
セルティ・ストゥルルソン:佐野夏未
岸谷新羅:
門田京平:
遊馬崎ウォーカー:大谷誠
狩沢絵理華:
渡草三郎:
矢霧波江:夢月せら
矢霧誠二:
張間美香:
サイモン・ブレジネフ:
折原臨也:
平和島静雄:
セルティ・ストゥルルソン(声の出演):
ほか
※高石あかりと高木俊の「高」は、はしごだかが正式表記。
※2020年3月28日追記:新型コロナウイルスの影響で東京公演は中止になりました。
※2020年4月6日追記:新型コロナウイルスの影響で全公演中止になりました。
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森正祐紀 @ymo1001bpm
舞台「デュラララ!!」君沢ユウキ扮する門田京平ら8名のビジュアル解禁(コメントあり) https://t.co/WRRbKHUK7S