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伝統と革新の表現者、フラメンコダンサーのロシオ・モリーナ5年ぶり来日

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5年ぶりとなるロシオ・モリーナ舞踊団の来日公演「Caida del Cielo―天から落ちてきて―」が3月7日に東京・日本青年館ホールで上演される。

本作は2016年にフランスのパリ・国立シャイヨー劇場で初演され、翌年のフラメンコ・ビエンナーレでロシオ・モリーナがベスト・ダンサーおよび振付師として最優秀賞を受賞したもの。

劇中ではまず、印象的な純白のドレスを身にまとったモリーナが静寂の中で踊る。その後、4名のミュージシャンをステージに迎えると、モリーナは彼らを操る“闘牛士”へと変貌。目まぐるしく変わる彼女の姿が、観客を沈黙、音楽、騒音が織りなす未知の領域へと導く。フラメンコ研究家・志風恭子は本作を「今までの作品以上に、女性であることを意識したものとなっている」と分析し、「伝統的なフラメンコやスペイン舞踊を学んだ人だが、伝統の枠にとらわれることなく、演劇やコンテンポラリーダンスなどのさまざまな要素を取り入れて、自由な発想で世界を描き出している」とコメントしている。

また、3月13日より本作におけるパリ初演までの創作過程に密着したドキュメンタリー映画「衝動―世界で唯一のダンサオーラ」が東京・東劇ほか全国で順次公開される予定だ。

ロシオ・モリーナ舞踊団「Caida del Cielo―天から落ちてきて―」

2020年3月7日(土)
東京都 日本青年館ホール

出演:ロシオ・モリーナ
ギター:エドゥラルド・トラシエラ
ボーカル:キコ・ペーニャ
パーカッション:パブロ・マーティン・ジョーンズ、ホセ・マニュエル・ラモス・オルコ

※「Caida del Cielo」の最初の「i」はアクサン付きが正式表記。

映画「衝動―世界で唯一のダンサオーラ」

2020年3月13日(金)~
東京都 東劇ほか全国順次公開

監督:エミリオ・ベルモンテ

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