ブレヒト劇で利他と利己の対立を描く、SPAC「RITA&RICO」

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SPAC「RITA&RICO(リタとリコ)~『セチュアンの善人』より~」が、12月14・15、21・22日に静岡・静岡芸術劇場で上演される。

SPAC 秋→春のシーズン 2019-2020 #3「RITA&RICO(リタとリコ)~『セチュアンの善人』より~」稽古の様子。(撮影:中尾栄治)

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SPAC 秋→春のシーズン 2019-2020 #3「RITA&RICO(リタとリコ)~『セチュアンの善人』より~」稽古の様子。(撮影:中尾栄治)

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SPAC 秋→春のシーズン 2019-2020 #3「RITA&RICO(リタとリコ)~『セチュアンの善人』より~」稽古の様子。(撮影:中尾栄治)

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本作は、ドイツの劇作家ベルトルト・ブレヒトの寓話劇「セチュアンの善人」をもとにしている。構成・演出・台本を手がけるのは、2016年にSPAC俳優発案企画で「青森県のせむし男」を演出した渡辺敬彦。レギュラーシーズンで渡辺が演出を担当するのは今回が初めてとなる。

劇中では、善人探しにセチュアンの町へと降り立った神様を助けた女性をリタ、そして彼女がなりすます冷徹な従兄をリコとし、利他主義と利己主義の二項対立が描かれる。公演に向けて渡辺は、「残酷で美しく、悲劇でもあり喜劇でもある舞台を創りたい」とコメントした。

※初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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SPAC 秋→春のシーズン 2019-2020 #3「RITA&RICO(リタとリコ)~『セチュアンの善人』より~」

2019年12月14日(土)・15日(日)、21日(土)・22日(日)
静岡県 静岡芸術劇場

原案:ベルトルト・ブレヒト
構成・演出・台本:渡辺敬彦
出演:山本実幸、泉陽二、大内智美、木内琴子、貴島豪、小長谷勝彦、三島景太、吉植荘一郎

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