タクフェス「流れ星」東京へ、田中美佐子「結婚に夢を持ってる方に」

タクフェス「流れ星」の東京公演が、昨日11月13日に東京・サンシャイン劇場で開幕した。

「流れ星」は、宅間孝行が主宰していた東京セレソンデラックスにより2006、2009年に上演された作品。星野夏子の夫・謙作は出先で倒れ、そのまま帰らぬ人となってしまった。初七日を終えたある夜、魔法使いだと称すマリーが夏子の前に現れ、夏子の願いを4つ叶えてくれると言い……。

東京開幕に際し、夏子を演じる田中美佐子は「夫婦の方だけではなく、これから結婚しようとしている人や、結婚に夢を持っていらっしゃる方にもぜひ観ていただきたいです」と観客にメッセージを送る。マリー役の飯豊まりえは、「日常において当たり前のことってないんだなと、この作品は気付かせてくれると思います」と本作への思いを語り、「宅間さんが演じる謙作さんは、今回が最後とご自身おっしゃっていたので、観に来てほしいです」とアピールした。

上演時間は約2時間15分で東京公演は11月24日まで。28日から12月1日までは愛知県産業労働センター ウインクあいちで愛知公演、4日から8日までは梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで大阪公演が行われる。