「ヤマトタケル」は「道標になる作品」、市川團子が8歳だった当時を振り返る

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《シネマ歌舞伎》スーパー歌舞伎 ヤマトタケル」の上映記念イベントが昨日10月20日に東京・東劇で行われ、出演者の市川團子が登壇した。

市川團子 (c)松竹

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「スーパー歌舞伎 ヤマトタケル」より。 (c)松竹

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1986年に初演された「スーパー歌舞伎 ヤマトタケル」は、哲学者の梅原猛が三代目市川猿之助(現:猿翁)に書き下ろした作品。今回は2012年の東京・新橋演舞場公演が、シネマ歌舞伎としてスクリーンに蘇る。

市川團子 (c)松竹

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團子は、自身の初舞台となった本作について「自分がアイディアを膨らませるときの道標になる作品」と語り、公演当時は祖父にあたる猿翁から「『お父様ー!』というセリフをもっと遠くで見守るご先祖様に届くように、遠くに言いなさいと教えてもらいました」と芸の手ほどきを受けたエピソードを披露した。

「スーパー歌舞伎 ヤマトタケル」より。 (c)松竹

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イベントでは上演当時に撮影された舞台裏映像の上映も。当時8歳だった團子は、自身のあどけない姿に笑みをこぼしつつ、「当時は緊張しなかったわけではないけれど、口上の際も幕が開くまで遊んでいた」と懐かしそうに振り返る。

シネマ歌舞伎「スーパー歌舞伎 ヤマトタケル」チラシ (c)松竹

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今後について團子は、「いつか現代の技術と歌舞伎のいいところを融合させ、お客様が空想の世界に浸れるような作品を作ってみたい。宙乗りや、それ以外でも自分で見せ場をつ作ることができれば」とチャレンジ精神をのぞかせ、「これからもたくさん精進して、皆さんを感動させられるような役者になりたいと思います」と挨拶しイベントを締めくくった。

「《シネマ歌舞伎》スーパー歌舞伎 ヤマトタケル」は、全国33館にて上映中だ。

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