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上村聡史演出「オレステイア」に生田斗真

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上村聡史が演出を手がける、新国立劇場 2018/2019 シーズン「オレステイア」のキャストが発表された。

主演を務めるのは生田斗真。生田は、憎悪と復讐という宿命を負う息子・オレステスを演じる。出演決定に際し生田は、「敷居が高いと思われがちな古典作品を多くの方に楽しんでいただけるよう、一生懸命努めます」と意気込みを語った。このほか出演者には、音月桂趣里横田栄司倉野章子神野三鈴らが名を連ねている。

イギリスの作家ロバート・アイクによる「オレステイア」は、アイスキュロス作「オレステス」の悲劇を中心とした「オレステイア」3部作を軸に、その他のギリシャ悲劇を盛り込みながら再構成した戯曲。公演は来年2019年6月6日から30日まで東京・新国立劇場 中劇場にて。チケットの前売りは4月14日10:00にスタート。

生田斗真コメント

オレステイアに出演させて頂くことになりました。
演出家、上村聡史さんの作品をこれまで拝見してきて、いずれご一緒出来たらと思いを募らせていました。
敬愛する小川絵梨子さんが、2018年から新国立劇場の芸術監督を務めていらっしゃる事も、今回お話をお受けした理由の一つです。
敷居が高いと思われがちな古典作品を多くの方に楽しんでいただけるよう、一生懸命努めます。新国立劇場はとても綺麗な劇場ですので、毎日の通勤が今から楽しみです。

上村聡史コメント

“オレステスは、なぜ母を殺さなければならなかったのだろうか?”
戦争から生じた憎しみを、家族の血塗られた惨劇と青年の悲痛を軸に展開するこのギリシャ悲劇は、いつの時代でも、たくさんの国で上演され、または、小説・映画・オペラ・絵画などのモチーフになり、人間生活の支柱となってきた。今回は、「アウリスのイピゲネイア」も挿入された、アトレウス家の惨劇をサスペンスタッチかつスピード感に溢れた脚本で上演するわけだが、これまで多くの物語にみる戦争は、個人を苦しめる壮大な運命そのものであり、殺人は、個人が他者へ向けた愛の裏返しとして描かれることがほとんどであった。だが、今日では、愛から生まれた憎しみは、氾濫する情報を吸収し肥大化、やがて、復讐の連鎖となり、世界を包む。そんな時代に、私たちは“赦し”を見出すことはできるのだろうか。
この大きな問題を前に、今回の上演では、今を生きる私たちの刹那的な在り様を、このギリシャ悲劇に重ねてみたいと思う。そして、神が登場する“赦し”の場「慈しみの女神たち」では、現代のオレステスでもあり、私たちを写したかのような“神”を表出させたい。

新国立劇場 2018/2019 シーズン「オレステイア」

2019年6月6日(木)~30日(日)
東京都 新国立劇場 中劇場

原作:アイスキュロス
作:ロバート・アイク
翻訳:平川大作 
演出:上村聡史
出演:生田斗真 / 音月桂趣里横田栄司 / 下総源太朗、松永玲子佐川和正チョウ・ヨンホ、草なぎ智文、高倉直人 / 倉野章子神野三鈴

※草「なぎ」智文のなぎは弓へんに前の旧字体、その下に刀が正式表記。高倉直人の「高」ははしごだかが正式表記。

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