劇場アニメーション「
「ムタフカズ」は、「鉄コン筋クリート」などで知られるSTUDIO4℃制作の日仏共同製作アニメーション。フランスのバンドデシネ作家・ギヨーム“RUN”ルナールによる「MUTAFUKAZ」をもとに、犯罪者と貧乏人の吹き溜まりであるDMC(ダーク・ミート・シティ)を舞台にした、アンジェリーノ、ヴィンス、ウィリーの3人の身に巻き起こる騒動が描かれる。
初日舞台挨拶には、主人公のリノことアンジェリーノ役の
満面の笑みで登場した草なぎは「とてもいい作品ができちゃいまして。声からエネルギーがあふれ出てると思うので、皆さんに必ず伝わるものがあると思います」と鑑賞前の観客に作品をアピールする。続いてアフレコについて聞かれるも「1人で録ってたんですけど、あとで監督が編集したものを観たときに『こんなにも息の吹き込んだものになるんだ!』と驚いたんですよ。すんなり観れてしまうっていうか。そうですねえ……」と言葉に詰まり、満島から「草なぎさん(舞台挨拶は)真面目にやらないほうがいいんですよ」とツッコミが。最終的には「みんなよかった」と簡潔にまとめ、観客からの大きな拍手を浴びた。
満島は「うれしいですねえ。僕のために集まっていただいて」と笑いを誘い、ほかの登壇者たちを見ながら「皆さん、日本を代表する方々で」と満足そうな表情で話す。上坂は「もうちょっと地味めのイベントに出ることが多いので」と緊張した様子で挨拶し、「実写の方がいっぱいいてすごいなって。私は2次元フィルターを通して生きているので……2次元代表として今日はがんばります!」と声を張る。劇中でキャラクター名があまり呼ばれないと明かした成河は「クロコという役がメインで、あと2役やらせていただいてます。それは観終わったあとで調べてください(笑)。中毒性のあるヤバい映画ですよ」と語った。
格闘家として活動する桜庭、中村、所の3人は一緒に収録に臨んだ。格闘シーンの収録について尋ねられた桜庭は「『音出して』って言われたから普通に……」と話し、ステージ上で中村の胸をバチンと叩く。観客が悲鳴を上げる中、中村はなぜかニヤニヤしており、吉田から「なんで笑顔なんですか!?」と指摘を受ける。すると満島が「草なぎさん、(技を)かけてもらったらどうですか?」と提案。桜庭、中村、所に同時に絞め技と関節技をかけられた草なぎは、苦しさとうれしさが入り混じったような表情を浮かべ、その様子を見ていた満島はニヤリとした。
終盤に実施されたフォトセッションでは満島が大量の汗をかき、ハンカチで拭く場面も。草なぎをはじめとする登壇者たちがその様子を楽しそう眺めるなど、最後まで温かな雰囲気が会場を包んでいた。
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