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新国立劇場のフルオーディション企画第2弾に「反応工程」、演出は千葉哲也

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2020年4月に東京・新国立劇場 小劇場で上演予定の「反応工程」にて、キャストオーディションが実施されることが発表された。

これは、毎シーズン1本、全キャストをオーディションで選考して上演する、新国立劇場の企画の第2弾。今回は千葉哲也を演出に迎え、宮本研の「反応工程」を上演する。募集が行われるのは、20~35歳くらいの男性7名、45~60歳くらいの男性5名、20~30歳くらいの女性2名。応募期間は9月10日から10月5日まで。

オーディションの実施に向け、同劇場の演劇芸術監督・小川絵梨子は「手探りで始めた企画ではありますが、ひとつひとつの積み重ねから学びつつ、誰もが真摯にのびのびと作品だけに向き合えるような現場を目指して邁進して参ります」とコメントし、演出の千葉は「未知の可能性を引っ張り出したい、なんておこがましいことを思っているわけではありません。多くの皆さんとお会いできる機会があることを楽しみにしています。先輩たちも、待ってます!」と参加を呼びかけている。

小川絵梨子コメント

2018/2019シーズンよりスタートしたフルキャストオーディション企画第一弾では、多くの方々にご参加頂きまして本当にありがとうございました。この場をお借りして、俳優の皆さま、事務所の皆さまに深く御礼申し上げます。また同企画の第2弾の公演が決定しましたことをご報告申し上げます。今回は、演出に千葉哲也さんをお迎えすることが叶いました。心の機微に敏感で、且つ暖かく、そして俳優を心から信じて演出をなさる千葉さんにご参加頂けますこと、大変に嬉しく思っております。
手探りで始めた企画ではありますが、ひとつひとつの積み重ねから学びつつ、誰もが真摯にのびのびと作品だけに向き合えるような現場を目指して邁進して参ります。第2弾も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

千葉哲也コメント

長年、演劇に携わってきて、劇団に所属したり、フリーで活動したりしながら、俳優を続ける人たちに出会ってきました。もちろん自分自身もそうでしたし、今もそうです。どうやったら舞台に立てるのか、模索していた時期もありました。小川絵梨子さんから、フルオーディション企画・第2弾のお話をいただき、誰もが平等にオーディションを経て舞台に出演する、というシステムに深く賛同し、是非ともやらせていただきたい、と思いました。
小川さんから、演目は出来れば日本の作品を、というご提案を頂戴し、たくさんの作品を読みました。そして、宮本研さんの「反応工程」に出会いました。戦争や戦場そのものを描くことなく、工場という閉鎖された世界で戦争に巻き込まれた人々の日々が、そこにはありました。
市井の人々には如何ともし難い、けれど、大きな大きな出来事に飲み込まれたとき、社会では何が起きるのか、その中にいる人たちがどう変わるのか、変わらざるを得なかったのか。それを垣間見た気がしました。
タイトルの一部でもある“反応”は、そのときの“日本”や“日本人”の反応をも指しているのだと感じました。
「反応工程」は、台本上は高校生や中学生も出てきますが、現代に当てはめると出演者の年齢は
20~35歳くらいの男性 7名(田宮/矢部/林/影山/木戸/太宰/憲兵の7役)
45~60歳くらいの男性 5名(清原/柳川/牟田/荒尾/猿渡の5役)
20~30歳くらいの女性 2名(正枝/節子の2役)
と考えています。
以上の3つのグループに分けてオーディションを行い、その中からそれぞれの役に合う方に出会えたら、と思っています。
未知の可能性を引っ張り出したい、なんておこがましいことを思っているわけではありません。多くの皆さんとお会いできる機会があることを楽しみにしています。
先輩たちも、待ってます!

「反応工程」

2020年4月公演予定
東京都 新国立劇場 小劇場

作:宮本研
演出:千葉哲也

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