「ダンス・アーカイヴ in JAPAN 2018」が、11月24・25日に東京・新国立劇場 中劇場で上演される。
「ダンス・アーカイヴ」は創作舞踊のパイオニアの作品を復元上演することで、日本の洋舞の原点を確認すると共に、現在と未来を展望する企画。第3弾の今回は、戦後の高度経済成長期にモダンダンスのスタイルを作り上げた藤井公、若松美黄、庄司裕の作品が上演される。
藤井による1993年初演「砂漠のミイラ」では、24名のダンサーが肉体表現によって生命のエネルギーを表す。若松による77年初演の「獄舎の演芸」では、獄舎に閉じ込められた囚人の心情をマイムやバレエを取り入れた振付で表現。さらに庄司が手がけた94年初演「八月の庭」では原爆投下前後の世界が描かれる。チケットの一般販売は9月16日にスタート。
「ダンス・アーカイヴ in JAPAN 2018」
2018年11月24日(土)・25日(日)
東京都 新国立劇場 中劇場
「砂漠のミイラ」
構成・振付:藤井公、藤井利子
出演:秋本里奈子、井上依里子、江尻美由紀、江積志織、江藤裕里亜、海保文江、
※高橋純一の「高」ははしご高、寺崎ゆい子の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。
「獄舎の演芸」
構成・振付:若松美黄
出演:高比良洋
「八月の庭」
構成・振付:庄司裕
出演:石井武、江口香織、大槻沙絵、大野木純子、岡野友美子、片山葉子、小室眞由子、近藤みどり、佐藤樹理愛、杉原萌、須崎汐理、鷹栖歩莉、田中麻友美、玉田光子、冨田奈保子、名越晴奈、藤村港平、船木こころ、宝満直也、南帆乃佳、山西香澄、米沢麻佑子
※須崎汐理の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。
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