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父との共演作が埼玉で開幕「伊藤郁女自身として舞台に立っているような感じ」

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伊藤郁女「Je danse parce que je me mefie des mots / 私は言葉を信じないので踊る」より。(c)Arnold Groeschel

伊藤郁女「Je danse parce que je me mefie des mots / 私は言葉を信じないので踊る」より。(c)Arnold Groeschel

伊藤郁女「Je danse parce que je me mefie des mots / 私は言葉を信じないので踊る」が、本日7月21に埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 小ホールにて開幕した。

本作は、ダンサー・振付家の伊藤が、彫刻家である父・伊藤博史と繰り広げるデュエット作品。フランスと日本、離れた場所で暮らす父と娘の、“遠くて近い”距離をダンスで表現する。

上演に向けて伊藤は「この作品では、ダンサーとしての自分が消えて、伊藤郁女自身として舞台に立っているような感じがしています。お父さんを見ながら、お父さんと踊りながら舞台に立つと、やっぱり地が出て、自分の感情的なところが出てしまう。バリアやレイヤーのない作品になっているので、お客様とどんな対話が生まれるか、日本ではそこが挑戦ですね」とコメントしている。

上演時間は約1時間で、埼玉公演は明日7月22日まで。そのあと、7月27・28日に愛知・穂の国とよはし芸術劇場PLAT アートスペース、8月4・5日に石川・金沢21世紀美術館 シアター21にて公演を行う。

伊藤郁女コメント

2015年の初演からこれまでは、自分がヨーロッパにいて、お父さんがこちらに参加している形だったのが、今回は私がお父さんの方に帰ってきました。ヨーロッパでは「あ、伊藤郁女さんのお父さんですね」と言われるのが、こちらでは「博史さんの娘ですね」となる。自分が生まれた国、そしてお父さんの住んでいる国である日本でこの作品を上演することをすごく大切に思ってきたので、観客の皆さんにどう感情が伝わって、皆さんがどういう形で反応するのかな、と楽しみです。
それにこの作品をまだ観たことがない家族、私を育ててくださった方たち、舞台の私をよく知るお客様も、私の家族についてのこの作品にどう反応するかな、とすごく楽しみに思っています。
この作品では、ダンサーとしての自分が消えて、伊藤郁女自身として舞台に立っているような感じがしています。お父さんを見ながら、お父さんと踊りながら舞台に立つと、やっぱり地が出て、自分の感情的なところが出てしまう。バリアやレイヤーのない作品になっているので、お客様とどんな対話が生まれるか、日本ではそこが挑戦ですね。

伊藤郁女「Je danse parce que je me mefie des mots / 私は言葉を信じないので踊る」

2018年7月21日(土)・22日(日)
埼玉県 彩の国さいたま芸術劇場 小ホール

2018年7月27日(土)・28日(日)
愛知県 穂の国とよはし芸術劇場PLAT アートスペース

2018年8月4日(土)・5日(日)
石川県 金沢21世紀美術館 シアター21

テキスト・演出・振付:伊藤郁女
舞台美術デザイン:伊藤博史
出演:伊藤郁女、伊藤博史

※タイトルの「mefie」はアクサン付きが正式表記。

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