12月に上演される「Ay 曽根崎心中」の制作発表記者会見が、昨日7月3日に東京都内で行われた。
「Ay 曽根崎心中」は2001年にスタートした、
会見に登壇した阿木は「今回、タイトルを『FLAMENCO 曽根崎心中』から『Ay 曽根崎心中』に変えました。Ayはスペイン語の『ああ』という感嘆詞。ああ素晴らしい!と感じていただけるように改題しました」と構想を明かし、宇崎は「今回はいつものフラメンコの編成に、ピアノ、エレキベース、篠笛、和太鼓、津軽三味線2本が加わります。阿木からは新曲を作れという要請があり、七転八倒する毎日です」と続ける。
初演からお初を演じる鍵田は「初演時はフラメンコの曲に乗せて日本語で歌う、着物のような衣装で踊るなど、さまざまな挑戦がありました。がむしゃらに没頭した初演の記憶をたどり、この作品と向かい合いたいです。そのためには、九平次さん(矢野)、死の淵まで追いやってください。徳兵衛さん(佐藤)、未来を見据えながら心中しましょう」と意気込んだ。
「Ay 曽根崎心中」は、12月12日から20日まで東京・新国立劇場 中劇場で上演される。
「Ay 曽根崎心中」
2018年12月12日(水)~20日(木)
東京都 新国立劇場 中劇場
原作:近松門左衛門
プロデュース・作詞:
音楽監督・作曲:
フラメンコ:鍵田真由美、佐藤浩希 / 工藤朋子、三四郎 / 矢野吉峰
唄:
語り:仲代達矢
※鍵田真由美と工藤朋子、佐藤浩希と三四郎はWキャスト。
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