向井山朋子演出×山田うん振付、新しい儀式の形を問う「雅歌」高知と東京で

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日本・オランダ国際共同製作「雅歌」が、7月13・14日に高知・高知県立美術館 中庭、7月21・22日に東京・前浜海岸で上演される。

日本・オランダ国際共同製作「雅歌」オランダ公演の様子。(c)Anke Teunissen

日本・オランダ国際共同製作「雅歌」オランダ公演の様子。(c)Anke Teunissen

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高知パフォーミング・アーツ・フェスティバル2018 日本・オランダ国際共同製作「雅歌」チラシ表

高知パフォーミング・アーツ・フェスティバル2018 日本・オランダ国際共同製作「雅歌」チラシ表[拡大]

「雅歌」は音楽、ダンス、声、祈りを交えて新しい儀式の形を問うパフォーマンス作品。ピアニストで美術家、演出家の向井山朋子がコンセプトと演出、そして舞台美術を担当し、山田うんが振付を手がける。6月15日から本日24日にかけては、日本初演に先駆けて北オランダ・テルスヘリング島で開催中の野外舞台芸術祭「ウーロル・フェスティバル」にて世界初演が行われた。

出演者には湯浅永麻、神崎智紀、Co.山田うんの女性メンバーらが名を連ね、音楽をウクライナ出身の音楽家、マキシム・シャリギン、舞台美術と衣装を中国出身のデザイナー、ティン・ゴングが担当。なお高知公演では、7月13日の終演後に映画監督・安藤桃子が登壇するアフタトークが実施される。

向井山朋子コメント

向井山朋子(c)Takashi Kawashima

向井山朋子(c)Takashi Kawashima[拡大]

雅歌と書いて「がか」と読む。
とあるところで見た絵画のタイトルが、ずっと心にひっかかっていた。架空の音楽である。
存在しない雅な歌とは一体どんなものだろうか。
生まれ育った紀州・新宮に神代から続く神々への儀式や神楽。
舞台に立ち、観客の熱気とあつい想いと交換する現在。
自然への礼拝や目に見えないものへ畏敬の念を込め、現代に生きる私たちに新しい儀式をつくることは可能なのだろうか。

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高知パフォーミング・アーツ・フェスティバル2018 日本・オランダ国際共同製作「雅歌」

2018年6月15日(金)~24日(日)
オランダ テルスヘリング島

2018年7月13日(金)・14日(土)
※悪天候の場合は7月15日(日)に順延。
高知県 高知県立美術館 中庭

2018年7月21日(土)・22日(日)
東京都 前浜海岸

コンセプト・演出:向井山朋子
振付:山田うん
音楽:マキシム・シャリギン
舞台美術:向井山朋子、ティン・ゴング
衣装:ティン・ゴング
出演:湯浅永麻、神崎智紀 / Co.山田うん(飯森沙百合、伊藤知奈美、西田祥子、西山友貴、広末知沙、三田瑶子、山崎眞結、山下彩子) / 井上華純、小松詩乃、浜田あゆみ、まひろ

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