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「最遊記歌劇伝-異聞-」製作発表、唐橋充が小沼将太の筋肉を賞賛

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「最遊記歌劇伝―異聞―」の製作発表イベントの様子。

「最遊記歌劇伝―異聞―」の製作発表イベントの様子。

9月に上演される「最遊記歌劇伝-異聞-」の製作発表イベントが、昨日3月21日に東京・アニメイト池袋本店で開催された。

「最遊記歌劇伝―異聞―」は、峰倉かずやのマンガ「最遊記」シリーズを原作とした舞台「最遊記歌劇伝」の新作。桃源郷随一を誇る修行寺・大霜寺を舞台に、三蔵法師の称号を巡る過酷な修行が描かれ、脚本・演出を三浦香が手がける。

製作発表イベントには、これまでのシリーズでも同キャラクターを演じてきた光明三蔵法師役の三上俊と烏哭三蔵法師役の唐橋充が登壇。「最遊記歌劇伝―異聞―」では、原作である「最遊記異聞」の半分ぐらいまでのエピソードが描かれるという話になると、唐橋は「原作を追い越すわけにはいかないからね」とコメントした。

イベント会場のスクリーンにて新キャストが発表されると、会場に詰めかけたファンたちからは歓声が上がる。続けてステージに桃醍役の小沼将太、玄灰役の深澤大河、青藍役の古谷大和、道卓役の前川優希、蝶庵役の二葉勇、丸福役の月岡弘一、抄雲役の齋藤健心が登場し、1人ひとり意気込みを語った。文武両道で真面目な青藍役を演じる古谷は「青藍と似てないところを探すほうが大変です(笑)」と笑いを誘い、触った人の死を予見できる力を持つ妖怪・玄灰役を務める深澤は「まさかあんなに可愛らしい妖怪を演じることになるとは」と苦笑いを浮かべた。

また陽気なムードメーカー・丸福役の月岡は「(丸福と)似ているところはあまりないんですけど、食べ過ぎると顔がぷっくりなるのは丸福っぽいかなと。なので稽古中は常に食べてようと思います(笑)」と述べ、蝶庵役の二葉は「蝶庵はナルシストで美に厳しい役。僕はバリバリの野球少年で、俳優をするまではプロ野球選手を目指していて。でも負けず嫌いというのは似ているかな」と語る。同じく野球経験者だと明かした桃醍役の小沼は「桃醍は真面目な体育会系ということで、自分の経験が生かせるんじゃないかなと」と述べると、舞台裏で唐橋に筋肉を触られたエピソードを明かし、会場を沸かせた。唐橋は「いや素晴らしい。本当に筋肉がありすぎてコメントできなくて。すげえなって(笑)」と、小沼の肉体を賞賛した。

さらにイベントには不参加だった峯明役の田村心からのビデオメッセージが到着。田村は「出演が決まったときは主演ということもあり、驚きました。自分にとっては初の主演。気を引き締めてがんばりたい」と緊張した様子でコメント。また田村は、唐橋について「憧れの存在だったので、今回ご一緒できるということを聞いたとき、うれしく思いました。必死にがんばっていきますので、よろしくお願いいたします」とアピール。これを受けた唐橋は「いや人違いだよ(笑)」と少々照れくさそうにしながら、「子供のときか……でもああやって言ってくださるのはありがたいです。その気持ちを忘れないでほしい」と続けた。

三上は、自身が演じる光明の若かりしころを演じる田村の印象について「すごく好青年で男らしい」と述べ、「どうやって女優にしてやろうかと(笑)。俺に寄せていかなきゃ」と語り、会場の笑いを誘った。

イベントでは、キャスト陣が仲を深めるために“以心伝心ゲーム”が実施された。記者から「舞台に立つ上で大事なことを新キャストに伝えるとしたら?」と質問が飛ぶと、唐橋は「まず期間中に生ものは控えること。あとオフの日、どこか遊びに行ってインフルエンザをもらってこないこと」と答えつつ、「峰倉先生が常にいることを意識してほしい。先生はこの世界を中学生のときから構想してきて、エピソードやシーンのすべてに理由が説明できる」と真剣な表情で語った。

最後に三上は「今回、2年半ぶりということで、これまでのキャスト、スタッフたちの思いを背負って務めていきたいと思います」と挨拶。唐橋は「初演から出させていただいていますが、『最遊記歌劇伝』は、ずっと続けていきたい作品。この先、何10年も続くシリーズになるんじゃないかと思っています」と熱い言葉でイベントを締めくくった。

公演は9月4日から9日まで東京・東京ドームシティ シアターGロッソにて。チケットの先行抽選は4月8日23:59まで受け付けられる。

「最遊記歌劇伝-異聞-」

2018年9月4日(火)~9日(日)
東京都 東京ドームシティ シアターGロッソ

原作:峰倉かずや「最遊記異聞」(一迅社)
脚本・演出:三浦香

キャスト
峯明:田村心
桃醍:小沼将太
玄灰:深澤大河

青藍:古谷大和
道卓:前川優希
蝶庵:二葉勇
丸福:月岡弘一
抄雲:齋藤健心
義兆:福井将太
隆善:谷戸亮太
待覚法師:うじすけ

光明三蔵法師:三上俊
烏哭三蔵法師:唐橋充

アンサンブル:寿也、田中大地、和久井大城、田頭和樹、松田一希、飯田寅義

(c)峰倉かずや・一迅社/最遊記歌劇伝旅社 2018

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