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納谷健「汗をかきながら、より素敵な表現を求めて」極上文學第12弾

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極上文學 第12弾「風の又三郎・よだかの星」より。(撮影:鏡田伸幸)

極上文學 第12弾「風の又三郎・よだかの星」より。(撮影:鏡田伸幸)

極上文學 第12弾「風の又三郎・よだかの星」が、本日3月8日に東京・紀伊國屋ホールで開幕。これに先駆けて昨日3月7日にキャストによる挨拶が行われた。

挨拶には納谷健深澤大河藤原祐規三浦海里鈴木裕斗白柏寿大松本祐一市瀬秀和赤羽根健治三浦祥朗、山口智広らが登壇。語り師を務める山口は「宮沢賢治先生の世界観を朗読で表現するわけですが、朗読という垣根を飛び越えて、素敵な“朗読演劇”になっています。毎日違った組み合わせですので、違いも楽しんでいただけるかと」と述べる。

同じく語り師の三浦祥朗は「まず自分が一番に楽しみたいと思います。お客様には楽しさだけでなく、文学の良さも伝えられたらなと思います」、赤羽根は「本番ではまた違った雰囲気にもなると思うので、楽しみです。これをきっかけに文学の世界に触れていただけたらと思います」と、それぞれ語った。

嘉助、弟役の松本は「『極上文學』シリーズには何度も出させていただいてますが、今回はシリーズで一番汗をかいている印象です。この熱量が言葉と共にお客さんに届けばいいなと思います」と挨拶。市瀬が「マルチキャスティングの化学反応を楽しんでいただければと思います。フッキー(藤原)かと思ったら、急に(Wキャストの三浦)海里が出てくるかもしれない……」とジョーク交じりに述べると、登壇者たちから「そこまでのマルチではない!」と総ツッコみが飛んだ。

一郎と鷹を演じる白柏は「長く続くシリーズですが、今までより進化した“朗読演劇”を届けられるのではないかと思います。毎回が新鮮なので、そのときそのときを全力で生きます」と意気込み、鈴木は「幅広い年代の方に楽しんでいただける作品です。また役を通して自分自身や他者と対峙したとき、自分という人間がどういうものなんだろうと深く考えさせられる作品だと思います。千秋楽までよろしくお願いいたします」と挨拶した。

よだか役の三浦海里が「今日の挨拶は私服でということで、夜な夜な自分の持ってる服の中で一番世界観を崩さない服装を選び抜いてきました」と明かすと、周りから「さっき買いに行ってたよ!」とツッコまれる場面も。気を取り直した三浦海里は「いいスタートを切れるよう、具現師、語り師の皆さんに支えていただきながら、よだかという役を楽しみたいと思います」と力強く宣言した。

同じくよだか役を演じる藤原は「『極上文學』は何作か出させていただいてるんですが、今回から語り師さんに色を添えていただき、さらに新しくなった『極上文學』をお見せできるんじゃないかなと思います」と自信をのぞかせた。

「極上文學」には初参戦だと話す又三郎役の深澤は「体全体で朗読をしております。皆さんにエネルギーが伝わればうれしいです。生きてきて必ず通った道を思い出させてくれる作品なので、共感してくださったらなと思います」と呼びかける。

同じく又三郎役を演じる納谷は最後に「座組一同、汗をかきながら、より素敵な表現を求めて稽古してきました。僕らも常々楽しんでいけたらと思います。劇場に素敵な風が起こることを願っています」と締めくくった。

「極上文學」は、日本文学の朗読に、音楽やキャストの動きを加えて上演するシリーズ。脚本を神楽澤小虎、演出をナイスコンプレックスのキムラ真が手がける。公演は3月8日から13日まで東京・紀伊國屋ホールにて。

また本公演が3月16日にRakutenTVで配信開始、9月26日にはDVDで発売することも発表された。発売日までにCLIE TOWNでDVDを予約すると、もれなくメイキングDVDがプレゼントされる。また公演期間の3月13日までに予約すると、“極上日誌”が贈られる。

極上文學 第12弾「風の又三郎・よだかの星」

2018年3月8日(木)~13日(火)
東京都 紀伊國屋ホール

原作:宮沢賢治
脚本:神楽澤小虎
演出:キムラ真

キャスト

読み師
又三郎:納谷健 / 深澤大河
よだか:藤原祐規 / 三浦海里
一郎、鷹:鈴木裕斗 / 白柏寿大
嘉助、弟:松本祐一 / 市瀬秀和

語り師
赤羽根健治折笠富美子竹内順子田丸篤志三浦祥朗、山口智広(五十音順)

具現師
美木マサオ、福島悠介、濱仲太、萩原悠、百瀬友水

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