観月・又吉が本人演じる「火花」始動、植田圭輔「ここは自分の戦場やと」

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3月から5月にかけて東京、大阪で上演される「『火花』~Ghost of the Novelist~」の制作発表会見が、本日3月2日に東京・紀伊國屋ホールにて行われた。

「『火花』~Ghost of the Novelist~」制作発表会見より。

「『火花』~Ghost of the Novelist~」制作発表会見より。

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「『火花』~Ghost of the Novelist~」ビジュアル

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2015年に第153回芥川龍之介賞を受賞し、翌16年にドラマ化、昨年17年には映画化もされた「火花」。共同テレビのプロデューサー・小松純也が脚本・演出を手がける舞台版には、観月のほか、植田圭輔石田明(NON STYLE)、原作者の又吉直樹(ピース)らが出演する。

「『火花』~Ghost of the Novelist~」制作発表会見より。

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観月と又吉が本人役を演じる今回の舞台版では、ステージで小説「火花」を語る“原作者・又吉”を“女優・観月”が抱きしめる場面から始まる。又吉に捧げる愛と引き換えに「『火花』を私にください」と言う観月が、物語をなぞりつつも歪めていく中で、原作「火花」の核心があぶり出されていく。

「『火花』~Ghost of the Novelist~」制作発表会見より、小松純也。

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会見には脚本・演出の小松、観月と又吉、そしてお笑いコンビ・スパークスの徳永役を演じる植田と、徳永の憧れの先輩芸人・あほんだら神谷役を演じる石田が登壇した。原作について「お話を書かざるを得なかったというパッションを感じた」と話す小松は、「又吉さんがこの小説を書いたこと自体がドラマチックなんじゃないかと思ったので、そこを描こうと思った」と、又吉が本人役で登場する舞台版の構成の意図を説明した。

「『火花』~Ghost of the Novelist~」制作発表会見より、観月ありさ

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観月は「お話をいただいて、『火花』に女性の役あったっけな? と思った(笑)」と明かす。続けて「あっという間に読んでしまった」と脚本の感想を述べ、「とても楽しい舞台になりそうだな、とわくわくしています」と期待をのぞかせた。続く植田はドラマ版、映画版が制作されている本作に出演することへのプレッシャーを語りつつも、「僕も舞台を100本くらいはやってますので、『ここは自分の戦場や』と思っています。自分にしかできない徳永をやれたら」と気合十分に述べた。

「『火花』~Ghost of the Novelist~」制作発表会見より。

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役柄と自身の性格や芸風が大きく異なると言う石田は「『よしもと正気か?』『お前ら原作読んだんか?』って思いました」とオファーがきた際の所感を振り返り、「でも心情は誰よりもわかると思うので、引っ張っていきたい」と続けた。また石田はドラマ版のオーディションに落ちたことを告白。又吉が「噂では聞きましたよ。石田くんがオーディションで漫才やって、一番ウケて落ちたって」とコメントすると、苦笑いの石田は「(落としたスタッフを)見返してやりたい」と冗談交じりに意気込んだ。又吉が本人役での出演にあたり「僕ですけど、僕なのかどうか。1回自分っていうものを忘れて、ゼロから“又吉”を入れたい」と役作りを真面目に語ると、石田からは「やかましいわ! “ゼロからの又吉”ってただの起き抜けの又吉やろ」とツッコみが入った。

「『火花』~Ghost of the Novelist~」制作発表会見より。

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また会見では、出演者同士で聞いておきたいことを発表するコーナーが設けられた。フリップに「井上じゃなくてよかったよね?」と大書した石田は、「(神谷役がNON STYLEの)井上じゃなくてよかったよね? マジでマジで」と植田に詰め寄る。植田は石田に「徳永は神谷に憧れる役ですので、そういう意味でも井上さんじゃなくてほんまによかったです」と元気よく返答。一方の植田は「ぶっちゃけ僕と井上さんどっちがかわいいですか?」と石田に迫る。石田は「むずいなあ」と悩む様子を見せながらも、「俺は前世も来世も井上を憎んでるから、植田くんに決まってますよ!」と断言した。

「『火花』~Ghost of the Novelist~」の公演は3月30日から4月15日まで東京・紀伊國屋ホール、5月9日から12日まで大阪・松下IMPホールにて。

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「『火花』~Ghost of the Novelist~」

2018年3月30日(金)~4月15日(日)
東京都 紀伊國屋ホール

2018年5月9日(水)~12日(土)
大阪府 松下IMPホール

原作:又吉直樹(ピース)
脚本・演出:小松純也
出演:観月ありさ植田圭輔石田明(NON STYLE)、又吉直樹 / 好井まさお宮下雄也中西裕胡、川崎珠莉、久保田創大石敦士、森公平、榛葉恵太

※川崎珠莉の「崎」はたつざきが正式表記。

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