タニノクロウ「ようやく東京でこの作品を発表できる事になりました」

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Mプロジェクト「MOTHER」が2月6日に開幕する。それに先駆けて、ヨーロッパ公演の様子と、作・演出を手がけるタニノクロウのコメントがステージナタリーに届いた。

M プロジェクト「MOTHER」ヨーロッパ公演より。(撮影:Pierre Borasci)

M プロジェクト「MOTHER」ヨーロッパ公演より。(撮影:Pierre Borasci)

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M プロジェクト「MOTHER」ヨーロッパ公演より。(撮影:Pierre Borasci)

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本作は、タニノと舞台美術家のカスパー・ピヒナーが2015年に立ち上げたユニット、Mプロジェクトの作品。2人は同年にドイツのクレーフェルト=メンヒェングラートバッハ公立劇場にて「水の檻」を共同制作しており、第1弾「MOON」を静岡にて、第2弾「MOTHER」をヨーロッパ3都市にて上演した。

M プロジェクト「MOTHER」ヨーロッパ公演より。(撮影:Pierre Borasci)

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上演に際してタニノは「ようやく東京でこの作品を発表できる事になりました」と感慨を述べる。また「参加型で、座席のない回遊型の作品ですが、そんな仰々しいものではなく誰もが楽しめる作品です」「皆さま一人一人の小さな協力が小さな俳優達を大きく支えます。Mプロジェクトが考える参加型というのはそんな『思いやり』を広げることです」と観客に“参加”を呼びかけ、「全ての始まり『MOTHER』。母の温かい心が劇場を包み込むのです」と作品に込めた思いを明かしている。公演は2月10日まで、東京のゲーテ・インスティトゥート 東京ドイツ文化センターにて。

タニノクロウ コメント

ようやく東京でこの作品を発表できる事になりました。去年ヨーロッパ三都市を周り、感動と困惑を起こした作品です。でも、深読みした人が困惑しただけです。参加型で、座席のない回遊型の作品ですが、そんな仰々しいものではなく誰もが楽しめる作品です。ただ一点、俳優たちは皆小学生くらいの背丈なので、協力が必要です。俳優の近くにいる方は自分の後ろの方たちの視界を確保するのにしゃがんで欲しい。これだけです。皆さま一人一人の小さな協力が小さな俳優達を大きく支えます。Mプロジェクトが考える参加型というのはそんな「思いやり」を広げることです。全ての始まり「MOTHER」。母の温かい心が劇場を包み込むのです。

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M プロジェクト「MOTHER」

2018年2月6日(火)~10日(土)
東京都 ゲーテ・インスティトゥート 東京ドイツ文化センター

作・演出:タニノクロウ
プロダクションデザイン:カスパー・ピヒナー
出演:マメ山田、赤星満、プリティ太田、ブッタマン

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読者の反応

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tamurapan たむらぱん @tamurapan_ayumi

観劇。地球を見上げるなんてあまりないからどきどき(そわそわ…おどおど…?)したよ。だいたい足下にあるもんだと思ってたんだ。これを日本で初めて観た。所変われば何かが変わるそんな当たり前のことをしみじみ味わうのであった。ありがとう性善説。https://t.co/kAmy5jlNit

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