舞台「モブサイコ100」が、本日1月6日に東京・天王洲銀河劇場で開幕した。これに先駆けて公開ゲネプロが行われた。
小学館のマンガアプリ・マンガワンで連載中の
自称霊能力者の霊幻新隆に雇われ、ぼんやりと日々を過ごしていたモブは、やがて「自分がやりたいことはなんなのか」と自問自答し始める。舞台上にはゆるやかな傾斜のついた台が配置され、その上を縦横無尽に駆け回る役者たちがギャグを連発。ストーリーの終盤では映像を交えながら迫力たっぷりのバトルが繰り広げられる。
ゲネプロ前に行われた囲み会見にはモブこと影山茂夫役の
本作が初の舞台出演で、アニメ版に続きモブ役を務める伊藤が見どころについて「モブ以外」と発言すると、登壇者たちから「おい!」と総ツッコみが入る。伊藤は「どのキャラもシーンも本当に面白くて、僕が笑いをこらえるのが必死なくらい。個人的には、名前がないキャラに注目してほしい」と観客に呼びかけた。
馬場は「超能力が題材の作品ですが只今21世紀ということで、技術の結晶である映像と舞台のコラボレーションだったり、原始的な見せ方だったり、超能力をいろいろなアプローチで表現している。ぜひいろんな超能力を楽しんでいただけたら、うれしい限りかなと思う所存でございます」とアピールした。
続けて河原田は本作の魅力について「次に何が起きるかわからない作品だからいろんな笑いがあるんですが、一番何が起きるかわからなくて、次に何するかわからないのはモブ。原作を知らない方は楽しく追っていただけるし、原作を知ってる人は『この作品をこういうふうに舞台化したんだ』って楽しめると思う」と述べた。
松本は「もちろんギャグも見どころなんですが、バトルシーンもあるんですよね、迫力ある映像を使って戦ってるのでぜひ注目してほしい」とコメント。松本はモブの弟である影山律役だが、木戸が「僕と良馬くんとせっちゃん(伊藤)とター(河原田)は割と出てくるんですが、岳はあんまり出番がないからね」と松本をイジると、松本は「ちょっと待て、出てるから! 一番重要だから」と訴えかける。さらに木戸は「(松本は)出てるか出てないかわかんないレベルなので、見逃さないでください!」と続け、記者たちの笑いを誘った。
最後に観客へのメッセージを尋ねられると、馬場は「原作の良さや面白さがぎゅぎゅっと詰まってる2時間なので、1回では目が足りないくらい、いろんなことがいろんな場所で起きている。何回も何回も観て、『モブサイコ100』の世界に浸ってください!」、河原田は「川尻(恵太)さんの演出は、おもちゃ箱をひっくり返したようないろんなものが出てくるし、子供らしいアイデアも組み込まれています。いい大人が一生懸命真面目にふざけているのが僕はカッコいいと思う。子供心を忘れずに、千秋楽までしっかりやっていきたい」と笑顔を見せた。
松本は「2018年1発目、たくさん笑いどころがある舞台なので、笑って幸せな気持ちになってほしいな」、木戸は「モブの感情を100%にするために精一杯がんばっていきますので、観に来てくれたお客様の感情も、楽しかったという気持ち100%にするつもりで。その自信も100%ありますので、ぜひ遊びに来ていただけたら!」と自信をのぞかせた。
伊藤は「僕にとって『モブサイコ100』という作品は人生を変えてくれた作品」と、本作への思い入れを打ち明け、「アニメもそうでしたけど、この舞台にも僕の人生をかけて、伊藤節生100%、120%……いや、?%(はてなパーセント)でがんばりますので、ぜひ最後までよろしくお願いします!」と締めくくった。
舞台「モブサイコ100」は1月14日まで東京・天王洲銀河劇場にて上演。また本作のBlu-ray、DVDが5月16日にリリースされる。なお1月18日から、Netflixとテレビ東京がタッグを組むドラマ枠「木ドラ25」で実写ドラマ「モブサイコ100」がオンエアされる。
舞台「モブサイコ100」
2018年1月6日(土)~14日(日)
東京都 天王洲 銀河劇場
原作:
脚本・演出:
キャスト
影山茂夫:
花沢輝気:
影山律:
鬼瓦天牙:
徳川光:
暗田トメ:
米里イチ:
郷田武蔵:
エクボ:
霊幻新隆:
ほか
関連記事
伊藤節生のほかの記事
関連商品
リンク
- 舞台『モブサイコ100』2018年1月 天王洲 銀河劇場上演
- 舞台『モブサイコ100』 (@mobpsycho_stage) | Twitter
- 舞台「モブサイコ100」Instagram
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
ゆきむみ @yukimumi0212
ああっ観たい…💧
舞台「モブサイコ100」開幕、伊藤節生「?%でがんばります」 - ステージナタリー https://t.co/5Ok4IcVDjy