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浪漫活劇譚「艶漢」第二夜、若林の妄想シーンで詩郎の肌があらわに

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櫻井圭登演じる吉原詩郎。

櫻井圭登演じる吉原詩郎。

「浪漫活劇譚『艶漢』第二夜」が、昨日12月13日に東京・俳優座劇場にて開幕した。

妖艶な傘職人・吉原詩郎と熱血正義漢の巡査・山田光路郎を中心とした本作は、「ウィングス」(新書館)で連載されている尚月地のマンガが原作。「浪漫活劇譚」として昨年2016年に初演され、同年8月には“歌謡エンタ―テイメントショー”「歌謡倶楽部」が上演された。「第二夜」の脚本・演出を務めるのは、初演を手がけた空想組曲のほさかよう。キャストには過去作同様、櫻井圭登末原拓馬三上俊田上真里奈林野健志が出演するほか、佐倉春澄役の村田恒、内海明人役の加藤良輔が新キャストとして参加する。

今作では、巷で発生した行方不明事件を巡るエピソードが展開。光路郎(末原)は解決の糸口を探るため、元罪人たちに向けて慈善塾を開く湯上(狩野和馬)のもとを訪れる。一方で吉原安里(三上)も牡丹という別の名で湯上に近付き、北部からは、春澄と明人が詩郎を捕獲しにやって来て物語を引っ掻き回す。また劇中に登場する若林の妄想シーンでは、詩郎の肌があらわになる場面や、光路郎と春澄の大胆な絡みも。さらに過去作でも話題となった、安里の妖艶な衣装も見どころの1つとなっている。

ゲネプロ後にはメインキャスト9人が挨拶。末原は「『艶漢』の舞台には、さまざまな要素が入っています。醜い部分を際立たせるために美しい部分があったり、美しい部分を描くために醜い部分が描かれたり。いろんな要素が混ざって、1つの『艶漢』が出来上がりました。観てくださるお客さんという要素が足されることで、僕らが演じる『艶漢』がどうなるのか楽しみです」と期待を煽り、三上は「(2016年の)『第一夜』が終わってから、ずっとこの日を楽しみに待っていました。尚先生を裏切らず、その上で舞台ならではのものを艶(あで)やかに艶(つや)やかにお届けできる自信があります」と手応えを語る。

若林剣一役の野田は「『艶漢』の世界観をより皆さんに楽しんでいただけるよう、精一杯がんばりたいと思います」と意欲を見せ、初演を観劇したという狩野は「『第一夜』は、非常に人間臭いドラマだなと感じました。第二夜では、またパワーアップした形で観ていただけると思います」とコメント。また新キャストの村田は「新しい風を吹かせられたらという意気込みでここまでやってきました。『第二夜』『第三夜』と続くように、佐倉春澄をしっかり演じられたらと思います」と抱負を述べ、同じく初参加となる加藤は「春澄と明人は初参加なので、この2人のストーリーもしっかりと届けられたら」と意気込んだ。

最後に櫻井は「初演から2年経って続編ができるということが本当に幸せです。新しいキャラクターも多いので、自分が出ていないシーンも楽しんでおります」と本作にかける思いを明かし、「お客様の度肝を抜いていきたいと思っております。全力で初日、ぶちかましたいと思います!」と決意を語った。

公演は12月17日まで。またこのたび、本公演のDVDが2018年6月末にリリースされることも明らかに。発売日までに会場もしくは通販サイト・CLIE-TOWNで予約した人には、特典として非売品の「千秋楽全景定点映像Disk」がプレゼントされる。そして12月23日には大阪・味園ユニバースにて、櫻井、末原、三上が登場するイベント「幻灯町聖夜祭~1日早い誰かのメリークリスマス~」が開催される。

「浪漫活劇譚『艶漢』第二夜」

2017年12月13日(水)~17日(日)
東京都 俳優座劇場

原作:尚月地「艶漢」/「ウィングス」連載中(株式会社 新書館)
脚本・演出:ほさかよう

キャスト

吉原詩郎:櫻井圭登
山田光路郎:末原拓馬
吉原安里:三上俊
六口:田上真里奈
橘伸三:林野健志

若林剣一:野田裕貴
湯上:狩野和馬

佐倉春澄:村田恒
内海明人:加藤良輔

アンサンブル:岡田あがさ、吉野哲平、大澤信児、高士幸也、赤眞秀輝

「『艶漢』幻灯町聖夜祭~1日早い誰かのメリークリスマス~」

2017年12月23日(土)
大阪府 味園ユニバース

出演:櫻井圭登、末原拓馬、三上俊

(c)尚 月地/新書館 (c)尚 月地/幻灯署活劇支部

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