劇場アニメ「
パリを舞台に、キュアホイップこと宇佐美いちかたちが伝説のパティシエ・プリキュアとなって戦う姿を描く本作。松也はゲスト声優として、キュアパルフェことキラ星シエルの師匠である“イケメンパティシエ”のジャン=ピエール・ジルベルスタイン役を務めた。本イベントでは、ジャン=ピエールがパティシエのおばけクックとともに「トレビアーン!」と何度もポーズを決める場面や、暗闇の中でスイーツを作り「心の目でしかと見よ!!」「いかなる状況でもスイーツを作れなければならない! それがパティシエだ!」と言い放つシーンのアフレコが実施された。
パティシエの衣装で登場した松也は「今だから言いますけど、帰りたかったです(笑)。恥ずかしさしかないです」と照れ笑い。自身が演じる役どころについては「言ってしまえば完全に“スイーツ変人”。天才とはときに変わった方が多いので、そういう意味では天才気質なのかな。コミカルな場面もあって、きちんと愛嬌のあるキャラクターになっています」と解説した。
大のスイーツ好きで知られる松也は、スイーツの魅力について「食事のあと、最後に天国へ連れて行ってくれる。僕は目をつぶって噛み締めながら食べるものですから、本当にどこか違う世界に行っちゃいますね(笑)」と熱弁。自身の思い出のスイーツを聞かれると「僕がスイーツ作りにハマったきっかけが、男友達が作ってくれたチョコレートケーキなんです。……あまりにもまずくてですね(笑)。いやいやこれだったら俺のほうがうまいぞ、と作り始めました」とエピソードを明かす。その友人はスイーツ作り初心者だったそうで「家に行ってみんなで試食したんですが、直にお湯を入れてチョコレートを溶かしちゃったんですね。絶対にやっちゃ駄目なやつ」と振り返った。
松也は、スイーツに関連したテレビドラマ「さぼリーマン甘太朗」に主演したことから「私にもスイーツのイメージがついてくるかなという中で、この『プリキュアアラモード』にも出演させていただいた。もう一押しして、どんどんスイーツ界での地位を確立していきたいですね」と会場の笑いを誘う。「これがどんどん増えて、まあ……スイーツを手がけていらっしゃるところのCMとかがあるといいんじゃないですかね」と冗談交じりに続けた。
最後に松也は、吹替版「モアナと伝説の海」以来2回目となる声優業に関して「僕の声色でキャラクターのイメージが一気にできあがってしまうのが難しさであり、やりがいでもある。ほかのキャストの皆さんも、声による表現力が素晴らしいので勉強になります。演じるという意味では舞台も声優も変わらないと思うので、今回の経験は大きな糧になるんじゃないかな」と語った。
「映画キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!」は10月28日より全国でロードショー。
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