上演に際し、保坂は「10年前、親戚が火事で亡くなりました。火が回る最中、そのおじさんは2階のベランダにいたのに逃げなかったそうです。飛び降りれば助かったかもしれないのに、なぜその場から動かなかったのか。おじさんのことを、男の人の一生の半分くらい描けば何かわかるかもなと思い立ちこの作品を作ろうと決めました。青年からおじさんへの三十年を阿岐之さんに。母から彼女まで、時代ごとに若くなる女性を異儀田さんに。ずっと老いない中立な友人を池岡さんにお願いしました。素晴らしい俳優陣と、三十年を濃密に作ります。ぜひ劇場へお越しください」と作品にかける思いを語った。
チケットの一般販売は5月9日10:00に開始される。キャスト3人のコメントは以下の通り。
阿岐之将一コメント
「おじさん」という生き物について頭を悩ませ、思いを巡らせた保坂さんは、男の人の一生を描いてみようと思ったそうです。
面白すぎます。
かく言う僕も、気づけば立派な「おじさん」になってきました。
そんな「おじさん」が、「おじさん」の一生を演じます。
共演者には異儀田夏葉さん、池岡亮介くんという心強いお二人。
ご来場くださる皆さまに「面白かった」と思っていただけるよう、精一杯努めます。
ぜひ劇場でご覧ください。
異儀田夏葉コメント
保坂さんから、こんな芝居を考えてるんだ、と聞いた時、とても、「今」な題材だなぁと思いました。男女のカタチが少しずつかわりゆく今、特に変化を求められている「おじさん」という存在について。
先日、「おじさん」をぐつぐつと煮詰めた存在である父を亡くしました。「おじさん」というか「おじいさん」になってからの父とはまあ折り合いが悪くぶつかってばかりでした。しかしこの世からいなくなった今、父はどうしたってわたしの最愛の「おじさん」になっており、そして血というものはおそろしいもので、どこかわたしのなかにもその「おじさん」がいるような気がしてならないのです。かくゆうわたしも気づけば「おばさん」です。「おじさん」を考えるようにわたしも「おばさん」を考えようと思います。きびしくも愛をもって。
池岡亮介コメント
今回3人芝居に初めて挑戦いたします。とても信頼のおける役者仲間である阿岐之将一、チラシ撮影時に初めてお会いしましたが、とても明るく現場を盛り上げてくださった異儀田夏葉さん。
演出の保坂さんにはこれまでも舞台写真撮影等でお世話になっており、このメンバーで作品に臨めること、とても光栄に思っております。
劇場で皆さまにお会いできる日を楽しみにしています。
ムシラセ「煙の汽水域」
開催日程・会場
2026年7月11日(土)〜19日(日)
東京都 小劇場B1
スタッフ
脚本・演出:
出演
リンク
ムシラセのほかの記事
タグ
ステージナタリー @stage_natalie
ムシラセ新作「煙の汽水域」主演は阿岐之将一、共演に異儀田夏葉・池岡亮介(コメントあり)
https://t.co/OM22bAG1Sf https://t.co/WwqLZwLO0C