本作は“原点の再考”をキーワードに、川村の初期作「ニッポン・ウォーズ」と同テーマの、AIと人間の共存を描く群像劇。タイトルの「エフェメラ」はラテン語、ギリシャ語でカゲロウを意味し、転じて“はかないもの”を表す。23歳のときには、軍事用アンドロイドの人間への反乱を描いた川村が、33年のときを経て現代にどのような新作を書き下ろすのか、期待しよう。
キャストにはティーファクトリーのメンバーに加え、30代を中心に、カンパニーにとって初の顔合わせが実現した。チケットは7月に発売予定。なお上演にあたり、川村からステージナタリーに寄せられたコメントは以下の通り。
川村毅コメント
劇画的スタイルでもって、21世紀の若者と共に、新たなアンドロイド劇を創りたいと思っております。23歳の時、「ニッポン・ウォーズ」という国内初のアンドロイド劇を書きましたが、AIの時代を迎え、アンドロイドと人間の関係が現実になりつつあります。
そこで人間とアンドロイドの共生のドラマを、川村版エンタテインメントとして、若き俳優たちと共に創っていきたい。
ティーファクトリー「エフェメラル・エレメンツ」
2017年9月22日(金)~10月3日(火)
東京都 吉祥寺シアター
作・演出:
出演:
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- T Factory(ティーファクトリー) 川村毅新作戯曲プロデュースカンパニー - 『エフェメラル・エレメンツ』
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岡田あがさ @agathaOkada
出演情報が解禁になりました。大好きなTfactoryさんに出演させていただきます。川村毅氏の新作にまたもや参加できるこの幸福。「エフェメラル・エレメンツ」楽しみでなりません。何卒よろしくお願いいたします。https://t.co/Zw9y9lrjWL