世田谷パブリックシアター開場20周年で「MANSAIボレロ」ほか

世田谷パブリックシアター開場20周年記念公演として、「MANSAIボレロ」と狂言「唐人相撲」が上演される。

1997年に開場し、今年20周年を迎える東京都・世田谷パブリックシアター。それを記念して、同劇場芸術監督・野村萬斎による、「MANSAIボレロ」と狂言「唐人相撲」が上演される。狂言「唐人相撲」は相撲取りと皇帝をめぐるユーモラスな演目。唐に滞在していた相撲取りが皇帝に帰国を願い出ると、皇帝はその前にもう一度相撲を見せてほしいと願う。次々と倒される臣下の様子を見た皇帝は、ついに自ら相撲取りに戦いを挑み……。「MANSAIボレロ」は、ラヴェルの「ボレロ」と「三番叟」の発想と技術を織り交ぜた萬斎の独舞だ。

4月5日は同劇場友の会会員および世田谷区民を対象とした招待公演としてトーク＆パフォーマンス「MANSAIボレロ」を、4月7日から9日は一般の観客を対象に狂言「唐人相撲」「MANSAIボレロ」を2本立てで上演する。チケットは3月12日に発売開始。なおスペシャル企画として、狂言「唐人相撲」の出演者が一般公募される。希望者は劇場公式サイトにて確認を。応募は3月3日締め切り。