六本木歌舞伎「座頭市」市川海老蔵、寺島しのぶの花魁姿に「感慨深い」

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「六本木歌舞伎『座頭市』」が、昨日2月4日に東京・EX THEATER ROPPONGIにて開幕した。

「六本木歌舞伎 第二弾『座頭市』」公開舞台稽古より。

「六本木歌舞伎 第二弾『座頭市』」公開舞台稽古より。

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本作は、2015年の「地球投五郎宇宙荒事」でスタートした「六本木歌舞伎」の第2弾。前作に引き続き映画監督の三池崇史が演出を担当し、2007年に三池が舞台版の演出も手がけた「座頭市」をリリー・フランキーの脚本で上演する。出演者には、22年ぶりの共演となる市川海老蔵寺島しのぶに加え、市川右團次、市川九團次、大谷廣松片岡市蔵市川右之助らが名を連ねた。

「六本木歌舞伎 第二弾『座頭市』」囲み取材の様子。左から寺島しのぶ、市川海老蔵。

「六本木歌舞伎 第二弾『座頭市』」囲み取材の様子。左から寺島しのぶ、市川海老蔵。[拡大]

開幕に先がけ行われた囲み取材には、実は凶状持ちの侠客である盲目の座頭・市を演じる海老蔵と、女中見習いのおすず、市に心を寄せる江戸随一の花魁・薄霧の2役を演じる寺島が登壇。尾上菊五郎を父に持つ寺島について、海老蔵は「歌舞伎という名目の舞台の上でお姉さん(寺島)が白塗りをして、歌舞伎役者のように早変わりを見せたり、花魁道中を披露したりするのを見ていると、いろんな意味で感慨深いです。お姉さんがもしかして男だったら(どんな俳優だったのか)……みたいなことを考えますよね」とコメント。

一方の寺島は「歌舞伎の要素がこんなに多いお芝居をやらせていただいて、感謝です。改めて(歌舞伎が)好きだったんだなと思いました」と思いを語り、「楽しいですよ。楽しいんですけど、みんな忘れてるんですよ。私が女だっていうことを。体力が違いますからね……。それに彼(海老蔵)や右團次さんは歌舞伎のプロですから。異物が入っているように見えなければいいなと思います」と意気込んだ。公演は2月20日まで。

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「六本木歌舞伎『座頭市』」

2017年2月4日(土)~20日(月)
東京都 EX THEATER ROPPONGI

脚本:リリー・フランキー
演出:三池崇史

配役

市:市川海老蔵
風賀清志郎:市川右團次
文菊堂春吉:市川九團次
遊女貞:大谷廣松
六樽組権三:片岡市蔵
乃木坂屋弥太郎:市川右之助
薄霧太夫 / おすず:寺島しのぶ
ほか

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