竹中と倉持の演劇ユニット・直人と倉持の会の第2弾として企画された本作は、あるホテルの1室を舞台に繰り広げられる心理サスペンス劇。映画の脚本を執筆するために部屋に缶詰になっている若手作家が、映画の出資者である男から寄せられた過剰な期待に応えようと奮闘するさまが、時に滑稽に、時に緊迫感をもって描かれる。作・演出を倉持が担当した。
開幕に際して、竹中は「突然SFやホラーになったり、誰かが生き返るかもしれないですし、楽しみにしてください!」と呼びかける。若手作家に扮する
東京公演は12月25日まで。その後、2017年1月15日に大阪・サンケイホールブリーゼ、1月17日に島根・島根県民会館 大ホール、1月19日に愛知・ウインクあいち 大ホール、1月21日に神奈川・湘南台文化センター 市民シアターと巡演する。
竹中直人コメント
僕と倉持裕さんによる演劇ユニット「直人と倉持の会」のvol.2です!!
倉持さんとは、大嫌いな(笑)生瀬勝久との「竹生企画」でもご一緒しているので、今回で4作目になります。(サスペンスということで「誰か亡くなりますか?」と聞かれて)それはないんじゃないかな? 突然SFやホラーになったり、誰かが生き返るかもしれないですし、楽しみにしてください! 複雑な人間模様が描かれて集中力がいる内容になっています。
(舞台の内容にかけ、過剰な期待に追い詰められることはありますか? と聞かれ)今回の衣装合わせで田口さんが追い詰められていましたね。人が追い込まれているのを見るのは好きですが、自分は追い込まれたくないです(笑)
いよいよ明日から始まります。何が起きるかわからないですが大好きな倉持さんと、豪華キャストの皆さんと一生懸命やりますので、宜しくお願いします。
渡部豪太コメント
今回の舞台を一言で表すと“サスペンス”です。とある映画の脚本を執筆することになりホテルのスイートルームを用意してくれた竹中さん演じるスポンサーから過剰なプレッシャーを与えられる役です。
(竹中さんに舞台の役同様稽古でも追い詰められましたか? と聞かれ)無いといったら嘘になります(笑) 座長の竹中さんは、稽古中から皆さんを引っ張っていってくれて、とても優しくて常に熱いブルースリーです(笑)
田口トモロヲコメント
竹中さんとは舞台では20数年ぶりの共演で、お互い歳をとったなーと思いました(笑)
(舞台の内容にかけ、過剰な期待に追い詰められることはありますか? と聞かれ)今回衣装さんに追い詰められました(笑)。Gジャンを着た監督像にこだわられていて、スタイリストさんがどうしてもGジャンを着て欲しいと、Gジャン監督にしたいとおっしゃられて。何度も何度もGジャンを着せられて追い詰められている姿を竹中さんに面白がられていました。最終的には竹中さんの一言でその呪縛から解かれました。
大空祐飛コメント
今回素晴らしい出演者の皆さんとご一緒できることがとても嬉しいです。稽古での日々が刺激的で1秒も無駄にはできないと思いながら過ごしてきました。(座長の竹中さんについて)竹中さんは今回の加賀屋さん役と同様にとても優しくしてくださり、今は役に重なっています。磁場が今年最後の作品になりますので締めくくりに相応しい素敵な作品にしていきたいです。
直人と倉持の会 vol.2「磁場」
2016年12月11日(日)~25日(日)
東京都 本多劇場
2017年1月15日(日)
大阪府 サンケイホールブリーゼ
2017年1月17日(火)
島根県 島根県民会館 大ホール
2017年1月19日(木)
愛知県 ウインクあいち 大ホール
2017年1月21日(土)
神奈川県 湘南台文化センター 市民シアター
作・演出:
出演:
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