タクフェス「歌姫」東京公演開幕、入山杏奈が歴代キャストに“果たし状”

9月から11月まで全国7会場を巡演するタクフェス第4弾「歌姫」の東京公演が、本日10月5日に東京・サンシャイン劇場にて幕を開けた。開演の前にはゲネプロが行われ、全キャスト14人が合同取材に応じた。

「歌姫」は、宅間孝行が主宰する東京セレソンデラックスの代表作のひとつ。宅間によるプロジェクト、タクフェス名義では初の上演となる今回は、ヒロインに舞台初出演となる入山杏奈を迎えて上演される。取材には宅間と入山のほか、阿部力、黒羽麻璃央、酒井美紀、樹里咲穂、原史奈、滝川英治、越村友一、北代高士、安田カナ、かとうかず子、斉木しげる、藤木孝が登壇した。

それぞれが意気込みを述べる中、入山は過去に上演した「歌姫」で自身と同じ岸田鈴役を演じた村川絵梨、谷村美月、相武紗季に果たし状を書いてきたと言い放ち、「先輩たちのハートをぶちぬくぜよ!!」と笑顔を見せた。

宅間はそんな入山を見つめながら「歴代と比べてマイナスからのスタートだったが、よくここまで来れたなと思う」としみじみ。「一番伸びしろがあったと思う」と述べると、斉木も自身の娘役を演じる入山について「最初はとても不安だったが、びっくりするくらい成長した。本当の娘のようになってきて、自分が一番感動しています」と続いた。

東京公演は10月16日まで。その後、10月22・23日に福岡・キャナルシティ劇場、10月29日に宮城・電力ホールと巡演し、11月3日に新潟・りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場にて大千秋楽を迎える。

入山杏奈コメント

今日は果たし状を書いてきました。
「歴代の岸田鈴役を演じた先輩方へ
村川絵梨さん、谷村美月さん、相武紗季さん。
ぜひ今回の歌姫観にいらしてください。
先輩たちのハートをぶちぬくぜよ!!」

宅間孝行コメント

（入山のコメントを受けて）ここまで歴代の鈴役に喧嘩を売るとは思わなかった（笑）
今回で僕が演じる四万十太郎は最後。
決定版の歌姫を一人でも多くの人に観に来ていただきたいです。