本作は、ワークショップを起点に、実際にある人の身に起こった“面白ひどい”エピソードを、演劇にして見せるオムニバス作品。2011年以来、学生や一般の人たちと行ってきた創作スタイルを、今回は
上演に際し岩井は、「今まで誰にも言えなかったような、人生に起きた深刻な出来事も、演劇にするとちょっと違う風味になったりします。そこら辺もお楽しみいただければ」とコメントしている。
岩井秀人コメント
僕自身はかれこれ10年以上、「自分がヒドい目にあったこと」を中心に取材をし、現実に起こってる「面白ひどいこと」を主な題材として演劇を作ってきたんですが、どうやらそれは演劇では珍しいことのようです。「私小説」なんてのがあるんだから「私演劇」みたいなものがあってもいいのにね。なので何年か前から、自分の活動を普及させ「私演劇作家」を増やすもくろみでもって全国各地、その土地に住む人達の身に起きた「こいつはヒデーぜ!」という話を演劇にしてもらって来た訳です。これってなかなかに演劇の根本なんじゃないかと思ってます。今まで誰にも言えなかったような、人生に起きた深刻な出来事も、演劇にするとちょっと違う風味になったりします。そこら辺もお楽しみいただければと思っております。
ハイバイ「ワレワレのモロモロ 東京編」
2016年12月10日(土)~23日(金・祝)
東京都 アトリエヘリコプター
作・演出:
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