「おそ松さん」6つ子集合！北村諒「舞台上でおしりを出すのが目標」

「おそ松さん on STAGE ～SIX MEN’S SHOW TIME～」の記者会見が本日7月28日に都内で行われ、おそ松役の高崎翔太、カラ松役の柏木佑介、チョロ松役の植田圭輔、一松役の北村諒、十四松役の小澤廉、トド松役の赤澤遼太郎に加え、着ぐるみの6つ子たちも登場した。

出演が決まったときの印象について高崎は「アニメ『おそ松さん』がギャクテイストのゆるい世界観なので、舞台版だとどうなるかなと思ったんですが、ツッコミには植ちゃん（植田）がいるので安心かな（笑）」と答えると、すかさず植田が「おい、長男！」と突っ込み、アニメ版のおそ松とチョロ松のようなかけ合いを見せる。この高崎のコメントを受けた植田は、「こんな感じでツッコミに回ることが多くなると思うので、忙しくなりそうだなと（笑）。役者6人の癖も強いので、いい化学反応を起こせたらいいなと思います」と抱負を述べた。

本作に挑むにあたって北村は「なによりも火傷を恐れず攻めていきたい。攻めないとおもしろくならないですからね、この作品は」と意気込みを語る。また取り乱すと脱糞しようとする癖がある一松になぞらえて、「舞台上でおしりを出すのが目標ですね。それくらいの勢いで攻めていきたい。見どころは僕のケツです」と自信たっぷりに答えた。

また「それぞれの個性が飛び抜けているからこそ感じられる兄弟愛が、6つ子の魅力だと思います」と冷静に分析する柏木の姿に、なぜか笑いが起こる一幕も。それに対し柏木は「もう、なんですかー！（この扱いは）」とアニメ版のカラ松と同じ“イタいキャラ”に位置づけられたことを嘆きながらも、「ぜひ劇場で僕らの熱量を感じてください！」と熱血漢のカラ松を彷彿とさせる熱い一面も見せた。

小澤は「十四松を演じられてうれしいです」とパーカーの袖を振りながら笑顔でコメント。「その反面、社会現象になっているくらい人気な作品なので怖いなと思う気持ちもありますが、そのプレッシャーを良い方向に持っていけるように自分自身を鼓舞したいです」と答え、「すっげー！（難しいコメントを）ちゃんと言えたー！」と元気いっぱいの様子で自身を讃えた。

そして最後に赤澤が「純粋な気持ちで『こいつらバカだなー！』と笑ってもらえるのがこの作品のいいところだと思うので、舞台版もそんな気持ちで観てもらえたら」と緊張した面持ちで語ると、兄弟たちから「あざてー！」「あざとい！」との声が。それに対し赤澤は「この先輩たちに“ドライモンスター”のトッティとして冷たく接していけるようにがんばります！」と抱負を述べ、終始和やかなムードで会見は終了した。

「おそ松さん on STAGE ～SIX MEN’S SHOW TIME～」は、9月29日から10月3日まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ、10月13日から23日まで東京・Zeppブルーシアター六本木にて上演。このたび10月19日13時開演回の追加公演も決定。また10月23日の東京公演千秋楽はライブビューイングが実施される。