加藤諒が憧れのきゃりーに!?白雪姫がベースの「＊ASTERISK」明日まで上演

「＊ASTERISK『Goodbye,Snow White』新釈・白雪姫」が、明日5月29日まで東京・東京国際フォーラムで上演されている。初日の昨日5月27日には、公開ゲネプロと囲み取材が行われた。

グリム童話「白雪姫」をベースに中村うさぎが書き下ろした作品を、東京ゲゲゲイの牧宗孝の演出によりダンス作品として蘇らせた本作。牧は前回公演「ASTERISK 女神の光」の際に観客から「ダンス公演なのだからストーリーやお芝居はいらない」と感想が寄せられたことに触れ、「ご意見を参考に、今回の公演では言葉は使わず、身体表現だけで伝わるような舞台に……なんて、この私が素直に反省するわけがありません。誰になんと言われようが、その時一番表現したい方法で、好きなように表現したいのよ！」と思いを語る。そして「私の尊敬する中村うさぎさんに素晴らしい原作を書いていただき、 さらにストーリーが強化されました。毒りんごをいっぱい食べて帰ってくださいね」とアピールしていた。

ゲストダンサーの加藤諒は、憧れのアーティストだというきゃりーぱみゅぱみゅ風の衣装で登場。「中村うさぎさんとMIKEYさんの作り出す生々しくてリアルなのにファンタジーでとても不思議な世界。そこに自分が存在できることがとてもうれしいです」「出演者の皆様の身体から、心から出てくるパワーが本当に素晴らしいので、隅から隅まで見てほしいです」と出演の喜びを語っていた。なお本作には、きゃりーぱみゅぱみゅの多くの曲を振り付けていることで知られるMAIKOも出演している。