蜷川幸雄追悼の舞台写真展、「彩の国シェイクスピア・シリーズ」30作品が並ぶ

「追悼 蜷川幸雄 彩の国シェイクスピア・シリーズ舞台写真展」が、6月12日まで、埼玉・彩の国さいたま芸術劇場にて開催されている。

これは、5月12日に逝去した蜷川幸雄を偲び、彩の国さいたま芸術劇場の看板演目である「彩の国シェイクスピア・シリーズ」の舞台写真を展示するもの。大沢たかお、佐藤藍子が主演した第1弾「ロミオとジュリエット」から、2015年に上演された「ヴェローナの二紳士」までの31作品のうち、蜷川が演出を手がけた28作品に、2014年、2015年に上演されたシリーズ番外編「NINAGAWA×SHAKESPEARE LEGEND」の「ロミオとジュリエット」と「ハムレット」の2作品を加えた計30作品の舞台写真が展示される。さらに稽古中の蜷川を写した4点も並ぶ。

なお彩の国さいたま芸術劇場では、蜷川の遺作となった「尺には尺を」が6月11日まで上演されている。鑑賞の前後に立ち寄ってみては。写真展だけの入場も可能だ。